laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

小さな“相棒”。

 「この美しい光景を目に焼き付けるだけではもったいない」

 波を追い求め、海に入るたび思ってきた。

 とにかく、波ってビューティフルなんです。無風で海面がツルツル状態の時、チューブを巻いた波が朝焼けに照らし出されブレイクする情景は、サーファーでなくとも、見とれてしまうほどの美しさだ。

 記憶はいつも曖昧で頼りない。だから、その一瞬の情景をカメラに収め永久保存したい!水中カメラを購入しては、何度かチャレンジはしてきた。でも、芳しくない結果ばかり。

 理由は簡単。水中で撮影するのが難しいのと、「せっかく海に入るんだから波乗りもしたい」と欲張るので、二兎を追う者は一兎をも得ず。当然、撮る波ではなく乗る波のほうを大事にしてしまう。

 震災後の7月末から入り続けている、仙台新港と蒲生のポイントは、ほぼ毎回先輩と俺の2人だけではもったいないほどの豊富な波がブレイクし続けている。特に、9月末の台風15号で七北田川の河口が北側に新たに出現して以来、地形がバッチリ決まってそれまで以上の上質な波に変わった。

 「こんな波を記録に残さないわけにはいかない!」。ちょっとばかし職業病が出たため、久々に買いました、これ↓。







 手のひらサイズの水中デジタルカメラです。水中3メートルまでの撮影オッケー。体から離れないように、リストストラップも付いている。

 本日朝、何年振りかの水中撮影を行った。朝日をバックに水面を羽ばたくカモメや波のブレイクを斜めからとらえたショット、砂浜の情景など何気なく撮ったわりには上出来のスナップを3、4コマおさえた。

 おさえた、のに、今、手元に画像がない!

 っていうか、欲張ってもう1枚撮ろうとしたら間違ってデータ削除のボタンを押してしまった(^_^;)。

 つくづく、水中撮影は難しいと思う。

 でも、新しく手にしたコダックのこのデジカメ。愛着が持てそうで長い付き合いになるかもしれない。

 水中で手放してなくさない限りの話し、なんですが(^_^;)。