laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

クールダウン。

小さいころから思ったことをそのまま口に出す性分なので、これまでに数え切れないほどの失敗を重ねてきた。 「口は災いの元」。身をもって実感しております。はい。 失敗も年齢も重ねてみるもので、思えば、以前よりは考えてから言葉を口に出すようになった…

今月の言葉 NO.7

『自分の哲学を持つな』『感覚を愛しなさい』 ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェ(1844−1900年)の言葉。ベストセラーになっている『超訳 ニーチェの言葉』(ディスカヴァー)からの引用。編訳した白取春彦氏は、現代に照らし合わせてこのふたつ…

根拠のない自信。

時に目上の人から「生意気だ」とも思われるぶっきらぼうな口調からか、あるいは必要以上に胸を張って歩いているからか、はたまたあまり考えずに口走ってしまうことが多いからか、 「何でそんなに自信たっぷりなの?」と言われることがある。 いやいや、それ…

Music Box NO.4

特に熱心なファンでもなく、活動をつぶさにフォローしているわけでもないが、気付いた範囲でCDを買っているミュージシャンが何人かいる。 女性ジャズボーカリスト、ケイコ・リーもその1人。 1995年のデビュー作『イマジン』以来、2000年ぐらいま…

笑い声。

常々、「おじさん、おばさん」と評されるような人たちの笑い声が醜いな、と感じてきた。 なぜなんだろう。こうも不快に聞こえることが多いのは。そう聞こえる声の主は、たいていの場合、決まってお近づきになりたくないタイプがほとんどだ。だから、「おじさ…

「大きなお世話だ!」。

そう言って、広島県の湯崎英彦知事が不快感を示した、という。怒りの矛先は、大阪府の橋下徹知事。橋下知事が、自治体首長の「育児休暇」取得が全国的に広がりつつあることに関し「反対だ。先頭に立って(育休取得の)機運を醸成すると言うが、世間を知らな…

第2ボタン。

自分と同じ40代の世代なら、まず間違いなく男子学生服の〝金バッチ〟を思い起こす。卒業する憧れの彼の思い出にと、ボタンをもらう女子たちがいた。中学を卒業する時、待てど暮らせど自分のボタンを求めてくる酔狂な女の子はいなかった。高校は私服だった…

共働き。

小学生のころ、両親が外で働いている子どもたちは「かぎっ子」と呼ばれ、なんとなくかわいそうがられていた。 この夏、連日職業訓練校に通っていた妻が、めでたく就職して我が家夫婦の共働き状態が1ヶ月ほどになる。文字通り「かぎっ子」である娘は特段不平…

禁句。

娘に、極力言わないように心掛けている言葉が3つある。 ①「勉強しなさい」②「あの子と遊んじゃだめ」③「早く!」 ①は、自分が親に言われた記憶がなく、言われたくもなかった言葉。子どもの自主性に任せるのが一番だと思っている。子どもは遊びと勉強が仕...

Vol.140 エレベーター前の変な人たち。

どんなに急いでいるんだか知らないけど、エレベーターの入り口正面に立って、ドアが開くのを待ち構えている人がいる。 ドアが開き、中にいる何人かが降りようとしているのに、気にするそぶりもなく中に入って行こうとする。当然、降りてくる人とぶつかりそう…

〝アッシー〟な親たち。

女子に都合よく、送り迎えのためだけに重宝がられていた男子が、ひところ、アッシー君と呼ばれていた。 決してボーイフレンドにはなれない人のいいアッシー君。利用されているとも知らず、いや知っていても気にするそぶりさえ見せず、女の子の言うがままにせ…

単独行動。

海のナミダ♪ナンシー♪ さんが6日に書いていた「1人じゃダメでしょうか・・・。」(http://flat.kahoku.co.jp/u/umitohouseki/1Dd8aJ0zYRliuNwfE4oq/)を読んで思った。 こういう考え方もあるのか。っと。 コメントを寄せたkatkaさんの言葉に、そうだよ.…

察するに......。

気分や気持ち、感情の移り変わりを、足音は教えてくれる。 目を閉じ、じっとその音に耳を澄ましてみるとはっきりとそれが分かる。 足音で知らない誰かを想像するのが癖になっている。悪趣味だと思いながらも。 例えば、喫茶店で本を読んでいる時や銀行、...

11時の男。

夜の飲食店でバイトしていた学生のころ、こんな名前で呼ばれていた。正確に言えば、「23時の男」。 夜11時になると、眠ってしまう。週末でもない限り、お客さんもぽつりぽつり。薄暗い店内で、立ちながら眠っていた。 ダメなんです、夜が。弱いんです、…

慣れない.....。

社会人となって今年でちょうど20年。 今なお違和感がある、会社員としての慣習がある。 勤務先の会社を「うち」と表現し、社外の人に対して、社内の上司ら同僚を呼び捨てにする慣わし。 この2点、どうしても解せないんです。 「会社員なら当たり...

マイブーム。

世の中の流行り廃りに関係なく、1つや2つぐらい、自分だけのお気に入りってありますよね。 ずっと続くものもあれば、一瞬で熱が冷めてしまうものまでさまざま。ご多分に漏れず、定期的にその波がやってくるのだが、波が過ぎ去った後、必ずちょっとした後悔…

荷物。

たまに利用する仙台市中心部の地下道で、気になる光景を目にした。 おそらくホームレスの人たちの持ち物と思われる、大きなビニール袋に入った荷物が幾つか、休憩用の椅子の上のちょっとした棚のようになっているスペースに置かれていた。四隅に棚があり、お…

区切り。

「クビになりました」 電話の向こうの彼は、案外さばさばした口調で事実を切り出した。 本人は、かなり以前から覚悟を決めていたようだ。 それでも..............。 避けては通れない岐路に、今、彼は立っている。 「これからどうするの?」と...

流儀。

大学1年のころ、文字通り「足の踏み場がない」場面に出くわした。 場所は、仲良くしてくれた先輩が当時住んでいた学生寮の自室。 目を疑う光景だった。紙くず、カップめんの食いかす、雑誌、ちり紙....................。数え切れない種類のごみが、部屋中…

Vol.130 朝一。

太平洋沖合いをなめるように北上していった台風12号のお陰で、先々週から先週にかけ、久々の〝朝一〟をかけている。 サーファー用語で、「夜明けごろに起きて海に向かい、早朝の波に乗る」を意味する朝一。「世界のブログ」に近頃仲間入りしてくれた、NY…

子離れ、親離れ。

ひところ、「パラサイト・シングル」という言葉が流行った。 学校を卒業した後も、親と同居して生活費や家事などを親に依存=寄生(パラサイト)=している未婚者(シングル)のこと。『パラサイト・シングルの時代』(ちくま新書、1999年)で、現象を問…

〝振り掛けおじさん〟

加齢臭。耳障りな言葉だ。 他人事ではない年齢となり、長いこと喫煙しているし、このままでは、多くの女性から嫌われる存在になってしまう。参ったな、全く。 中高年男性だけの特徴ではないらしいが、ホルモンの関係で、同年代の女性よりも男性のほうが臭う…

ルームシェア。

学生のころ、オーストラリアに遊学して感心した事のひとつが、ルームシェアのシステム。 文化、といっても過言ではないほど一般化していた。聞くところによると、今でもそうらしい。 一軒家を、数人で借りるという仕組みだ。経済的ゆとりがない学生ら若者の…