laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

勝手気ままにアドバイス NO.2

(−_−); :これと言った出会いもなく、週末は一人寂しく過ごしてます。たいしてやり甲斐も感じないOLの仕事をずっと続けてきたけど、これでいいのかなぁとも思う。どうしたらいいのでしょう? (仙台市 3...

今月のことば NO.4

『Consistency is the last refuge of the unimaginative.』 (一貫性とは、想像力に欠ける者たちの最後のよりどころである。) 痛烈な皮肉屋としても知られたイギリスの詩人、小説家で劇作家のオスカー・...

ガラム。

夏になると、ビーチで必ず思い起こすニオイがある。不意にそのニオイがどこからか運ばれ鼻を突いてくることがある。主は十中八九、サーファーだ。懐かしさとともにうれしさがこみ上げてくる。 今から20数年前。かつてはサーファーの楽園とも呼ばれていたバ…

ブランド信仰。

バブルの時代ならいざ知らず、今どきでもブランド物をもてはやす風潮は健在だ。 片手にネギやら大根やらの顔をのぞかせた買い物袋を持ったがさつそうなおばちゃんが、もう一方の肩にヴィトンのバックを誇らしげに下げていたり、パンツが見えそうなくらい丈の…

肩書きが物を言わない世界。

二度と同じがない波の神秘性と魅力に取り付かれ、早26年。 波乗りの魅力を挙げたらきりがないが、自然との戯れに、肩書きが全く通用しないこともひとつの魅力である。 陸の世界で社長だろうが何だろうが、波を待つ海では全く関係ない。勘違いな人ほど海で…

サドルからの視点。

晴れの日限定と決めていた自転車通勤が、梅雨が明けたおかげで連日のように続いている。 体が慣れるまでいましばらくかかりそうだが、自然の風を受けながら疾走するのはやはり気持ちがいいものだ。 中学、高校と計6年間、当時は天候に全く関係なく自転車通…

Vol.70 バランス。

何事にものめり込んでしまうと、とことんのめり込まないと気がすまない。半面、興味がないものには一切目もくれない。 主義とか、そんな格好がいい固い決意ではないんです。単なる性分なんです。大好物しか食べない好き嫌いの激しい子どものようなもの。困っ…

接客。

人気アニメ『トイストーリー3』を見に出かけた映画館で、3Dメガネを普段のメガネの上からかけたところ、鼻の上に針で突き刺さされたような痛みを感じた。鼻をおさえるパッドが片方取れていた。映画鑑賞を終えて、同じビル内にあったメガネ屋さんに駆け込…

ぽっかりと開いた穴。

難病を患い59歳でこの世を去った父親とは、ついぞ打ち解けることができなかった。 社会人になって4年目の27歳。大人の男と呼ぶには、自分はまだまだ若く青かった。 振り返ると、小学6年生あたりで親に不信感を抱くようになって以来、物事を本音で話す…

Music Box NO.2

夏。 海沿いの一本道で車をかっ飛ばし、爽快な風を受けながらスカッと陽気な音楽をガンガンと響かせ身をゆだねたい。そんな衝動に駆られる時がある。 いざという時に備え、新しいサウンドをCDショップで物色視聴していたら、いきなりきました。 『ユー...

味日記/一休さん

子どものころ、テレビアニメ「一休さん」が好きだった。 毎回、毎回、難題をとんちで解決する丸坊主の一休さん。愛嬌ある人物像に、同年代だった少年はぞっこん参っていた。 あれほど熱心に見た番組でも、ほとんど内容を忘れたが、1話だけしっかりと覚えて…

個人主義。

あれほど話題になったKYなる新語は完全に消えたようだが、「空気が読めない人たち」の増殖は一向に止まっていない。単なる気のせいではないと思う。日々、現象の一端を肌で感じている。 KYであるかないかの判断は、本人以外の周りの視点によるところが大…

ケチなわけ。

26年前の今日、サーフィンを始めた。 子どものころから何事においても飽きっぽい自分が、これほど長い間続けている趣味は数少ない。おそらく、いやほとんど絶対、よほどの理由がない限り、年を重ねても自由に動くことができなくなるまで波と戯れ続けている…

虚像。

ひどく感動した本や映画、音楽などの文学、芸術作品やスポーツシーンに出会うと、その主役の素顔を知りたくなるのが人情だ。 そうした希望や要望に応えているのが、マスコミのひとつの役割である。伝える側に立って思うのは、ファンの心をつかむ術を知ってい…

味日記/苦く懐かしい思い出。

子どものころ、いつも腹をすかしていた。 茶箪笥の中に、母がしまっておくお茶菓子が途切れない日はなかった。そのくらい、腹が減っていた。 ある日、インスタントコーヒーだか何かの水煮だかの小さな瓶に入ったキャンディーを見つけた。珍しいことに、瓶に…

映画私評 NO.4

『アデル』 『グラン・ブルー』に始まり、」『ニキータ』『レオン』と1980年代後半からから90年代半ばにかけての代表作の印象が強いせいか、エンターテイメント路線をひた走る監督リュック・ベッソンへの期待は薄い。娯楽の要素を随所に散りばめながらも基底…

Vol.60 「でも.....」

単なる気のせいなのか。長らく思い続けてきた事がある。 正解があるのかどうかさえ分からない。あったとしても多分、どうしようもなく瑣末な事なのかもしれない。でも気になる。理由と原因を説明できる方がいれば、教えていただきたい。 日本人が英語を話す…

ヌーディストビーチ。

暑い夏には裸が似合う。 カッーと照りつける太陽の下、白い浜辺で全裸になりたい。 20数年も前、オーストラリア東海岸、クイーンズランド州にある長いコーストラインと美しい砂浜で有名なサンシャインコーストを訪れた。当てもなくウォーキングしていたら、…

勝手気ままにアドバイス NO.1

(−_−); : この春、新しく越した住宅地に野良猫2匹がいるんです。その猫たちがこの2ヶ月ぐらい、突如奇妙な鳴き声を朝早くから出し続けてイライラしてます。4時ぐらいでしょうか?断続的に2時間ぐらい続くんです。夜にも鳴くことがあります。発情期の…

ため息。

「幸せが、逃げていくよ」 結婚する前の話だ。何かの拍子でため息をついたら、相方からこう言われた。 およそ考えもつかなかったその発想に、妙に感心した覚えがある。 本当に幸せが逃げていくかなんて分からない。おそらく、それはないだろう。いや、あ...

カエルの合唱。

カエルの鳴き声が、好きだ。 1匹や2匹のか細い鳴き声ではなく、広い田んぼの中で一斉に響き合うあの音量。春の田植えごろに始まった〝コーラスの序章〟は今、佳境に差し掛かりこれから1ヶ月、1ヵ月半ぐらいピークが続く。帰宅途中、あるいは家の網戸越し…

脱ノスタルジア。

過ちや間違いも度を越すと耐えられない。審判の世界も同じ事がいえる。 今回のサッカー、ワールドカップ。明らかな誤審が繰り返され、人間の目がプレーを裁く限界を見せつけた。 そこでにわかに議論となっているのが、スポーツの判定にビデオ映像など最新技…

テレビ。

何か特別に見たい番組がない限り、家のテレビ(の電源)はつけない。 子どものころ、2時間も見ていると頭が痛くなり、画面をじっと見続けているのが苦痛だった。苦手意識は今でも変わらない。 新聞社の報道の現場で働くようになり、自分の趣向とはまったく…

お小遣い。

裕福な家庭ではなかったから、子どものころからお小遣いとはほぼ無縁だった。 自営業の父を手伝ったり新聞配達をしたり、どうしても困った時には河川敷に行って探し当てたコーラやビールの空き瓶を換金するとかして、幼いなりに悪知恵も働かせながら自分なり…

映画私評 NO.3

『告白』 誤解を恐れずに書けば、かなり面白い。 楽しいとか、気持ちが晴れたとか、感動、共感した、などという感情は一切湧かない。かといって、反感や怒り、悲しみ、失望感などのネガティブな感想を持ったわけでもない。単純に、娯楽としての映画として、.…

セレブの自覚。

サッカーW杯決勝トーナメント1回戦、日本ーパラグアイ戦の詳報をトップニュースで伝えた6月30日の河北新報朝刊で、W杯には全く関係ないひとつの記事に目を奪われた。 大半の読者の関心はW杯に集中し、それほど話題にもならなかったが、かなり価値のある…