laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

2012-01-01から1年間の記事一覧

お世話さまでした。

今年最後の日だから何かを書こうと思いパソコンに向かっているが、こういう心持ちの時って気の利いたことが思い浮かばない。 なので、平板でいきます。 2012年、各方面の方々にいろいろとお世話になりました。 たいへん、ありがとうございま...

上りかけの〝階段〟。

報われない努力というものがある。 今年のクリスマス・イブ。 街中にロマンチックな雰囲気が漂う中、中学2年生の娘がしばし号泣していた、と妻が 言っていた。 失恋とかそういう話ではなく...(親としてはそっち方面のほうが興味あるんですけど(^_^;...

距離感。

「寄り添う」。 震災以降、何度この言葉を聞いただろうか。 自分も一度のみならず何度かこの言葉を口にし、文字にした。 被災者の方々に対する思いとして。 しかし、心の隅でかなり引っかかっていた。いや、実は今でも引っかかっている...。 ...

無口な男の子。

毎朝7時過ぎに我が家の前を通って小学校に向かう男の子は、いつも決まってまっすぐ前を見つめて歩みを進めている。 ちょうどそのころ庭の掃除をしているワタクシは、「おはよう」と声を掛ける。 が、「おはようございます」とあいさつが返ってくることは十…

ゴールデン・イヤーズ。

黄金の年月。 退職後の生活を、英語ではこう表現するそうです。 不況真っただ中の今、この表現が有効なのかどうかはかなり疑わしいが、何だかとっても希望に満ちた響きに聞こえる。 憧れます、黄金の年月。 世知辛い世の中。それほど知り合いはいな...

就活中の彼女。

知り合いの大学3年生の女子が、こう話していた。 「自分が本当にやりたいことがよく分からないんです。『それじゃ、いけないよ』とか『やりたいことを必死に探さないとダメじゃない』とか、大人の方たちからよく言われるんですが、それが分かれば...ふぅ...…

師走に、思う。

さまざまな雑事に追われながら日々を過ごし、季節がめぐり、はたと気付けば年の瀬。 毎年お決まりのセリフが口を突く。 「今年もあと1ヵ月をきった...」 残り少ない今年の時間であれこれやろうと今さら思い立ってもはじまらない。 ならば、これか...

正解のない世界。

デジタル部門の職場にいて、ソーシャルツールを操っていると、内から外からこういう事を聞かれたり、言われたりすることがたまにある。 「そういうことやっていると、どんな得な事があるの?」 「それ、どうお金に結びつくの?」 「時間ばかりくって、結...

妻、ただ今失業中。

もう1ヵ月ほど経つが、妻が仕事を辞めた。 やっとのことで、辞めてくれた、と書いたほうが正確だろう。 本人の希望でもあったが、こちらの希望も強かった。 社会的な活動をしているその組織は、日々膨大な仕事量を抱え、当時週数回勤務していた妻は、仕...

No.440 思い込み。

「ぶっ殺してやる!」 こんな物騒な言葉を、当時小学2年生の子どもAが、同級生Bに向かってぶつけたのだという。 その話を聞いたBのお母さんは怒り心頭でAのお母さんを呼び出し、謝罪を求めた。 全く身に覚えのないAは、Bの家の玄関先でBとそのお...

ドンと構えようよ。

娘が通う中学校で、異変が起きているという。 創立十数年目にして初めての事態なんですと。昨夜、学年集会なるものが学校で開かれ、妻が出席した。 こういうことらしい。 娘の学年の生徒幾人かが、問題行動を起こし、授業の進行を妨げている。補助教員を...

〝身軽な身〟。

結婚して18年目になるけど、結婚式当日以外、結婚指輪をしたことがない。 妻も同様。 「だって、家事とかするのに邪魔だから。面倒くさいし」と彼女。「確かに。それに、好きになれないデザインだからなぁ」と俺。 そういうことで、ウチら夫婦はともに...

海の恵み。

昨日の朝、学生さんたちと仙台港に行ってきた。 いつもの波乗りではなく、一応、仕事の取材で。 今年も例年通り9月から解禁となったアカガイ漁に精を出している津波被災者の漁師さんの取材。 岸で待つことしばらくすると、小型漁船が次々と港に戻ってき...

「私の辞書に『すいません』はありません!」

こんなふうに、ズバッと言ってもらったほうがすごく分かりやすくていいんですがね...(^_^;) 誰がどう見たって(もちろん本人以外は)、ミスっているというのに、「すみません」のひと言が言えない輩がいる。 身近にいると、すごく困る。 だって、会話に...

居心地の良い〝空間〟。

「こんっちわ〜す。波、いいっすね!」 海でちょくちょく顔を合わせる彼は、たいていニコニコ顔でこちらにあいさつしてくれる。 金髪にモヒカンの若い彼。 震災後によく見掛けるようになり、お互い自然に言葉を交わすようになった。 とはいえ、名前...

狂い咲き。

我が家の玄関前のマリーゴールドが、今、満開真っ盛り。 もう、晩秋になろうかという時に。 とにかく、花をいっぱいつけている。正直、気持ち悪いぐらいにきれいな花をいくつも咲かせている。 実はこの花、別の場所に植えていたのを、育ちが悪いからと...

「またですか、あなた...。今度は、そうきましたか...。」

こんな事まともに本人に言ったら、例のごとく、「あなたは一体、どんな根拠でそんなことを言っているんですか! それが、河北新報社としての考えなんですか! 全くいい加減だ! 今後一切、河北新報社の取材は受けない! 断固、拒否だ!」などと騒ぎまくるん…

「河北さん」。

数年前まで外勤記者だったおよそ20年間、自分の名前ではなく勤務先の会社名から「河北さん」と呼ばれることがしばしばだった。 今でも、ごくたまにあるんだけど(^_^;)。 正直、気持ちが悪い。そう呼ばれることが。 よっぽど気分のいい時か、面...

〝二段跳び〟。

「階段昇降。」というブログを書いてから、ほぼ2年半が経過した。 本社に異動したことを機に、7階にあった職場まで155段の階段を最低1日1回は上ることを誓った。 今春、1階下がった職場に異動となり、階段数は24段減ったが、一応、最低1回の日課…

NO.430 狙われているのかフライングなのか、はたまた勘違いか?

物議をかもしそうなので、あえてはっきりとは書かないけど、最近、何となく“邪魔されている”気がする。 自分がブログを投稿した後、1、2時間ぐらい後のタイミングで、そのお方が決まってブログ投稿するケースが続いている。 誰とは言いません。 これ...

自分探しな人たち。

ブログだけの時はそんなにいなかったと記憶しているが、フェイスブックが流行り出してから、かなり目に付くようになった、気がする。 特に若い人の投稿内容に多い。 「私(俺)ってどうなんでしょう?」というような一文に代表される、周囲の目を過剰に意識…

さよなら、ニュートンさん...。

また1人、大切な人がこの世を去った。 「大切な人」というといかにも親しく頻繁に会っていたような印象だが、かれこれ10年近く、彼とは会っていなかった。 劇作家で、仙台の劇団「OCT/ PASS」を主宰していた石川裕人さんだ。今月11日、がんで亡.…

俺としたことが...。

今朝、電話の呼び出し音で目が覚めた。 「おはようございます。○○中学の○○です。あのぉ、○○さん(娘の名前)がまだ学校に来ていないんですが、何かありましたか?」 寝ぼけ眼(まなこ)で時計を見たら、もうすぐ9時になろうとしていた!! 「すみ...

一途。

若い時分、この言葉がとてももてはやされた、気がする。 素敵な響きを感じさせる言葉なのかもしれない。 疑うこともなく、一途であることがすべて正しいと信じていたころも確かにあった。 あの頃、特に異性に対して頻繁に使い、使われた言葉だった。 ...

文通。

小学生の時、好きな女の子と交換日記をしていた。 中学生となり、、一枚のノートにいろいろな思いを綴って、毎日のように渡し合っていた。 高校生ぐらいからはもっぱら電話。相手方のお父さんやお母さん、姉妹兄弟の存在を気にしながら会話していた。 懐...

華やかな想いを残して...。

我が家の玄関が、美しい花々で華やいでいる。 先日この世を去った妻の友人の葬儀で飾られた花々だ。 ひまわりやユリ、白に黄色にピンク...。 洒落たカフェや洋食店などが似会いそうな美しく晴れやかな花ばかり。 「菊は嫌い。地味で湿っぽいから。...

「ホット」な男。

辛いモノ好きです。とても。 週に数回はHotな何かを食べないと落ち着かない。 自家栽培、自家消費のため、ちまちまと小さなトウガラシをポットで栽培している。 ↑観賞、食用兼用のこのトウガラシ。目でも舌でも楽しめる。 でも...

女を泣かせる男。

そういう男って、たいてい、ろくな男じゃない。 そう思っていた。 「あんたも本当、よく泣かせるねぇ〜」 冗談半分で先輩に言われた一言で、ハッと気付いてしまった。 っていうか、知ってて知らないふりをしていたのだろうと思う。 ...

“バカ親”。

中学2年の娘が通う学校の授業で、トンボの解剖が予定されていた。 それを知った保護者の1人が、学校に中止を求めた、という。 いわく、「子どもが気持ち悪くなるから」 急きょ、解剖は中止された。 こういうこと、多いんでしょうか?、ほかの学校...

No.420 悲しい...。

今朝、知り合いが亡くなった。 妻の同級生だった。 自分は結婚してから、親しくさせてもらった。 会えばいつも冗談を言い合うような親しみのある彼女は、特に笑顔が素敵でお洒落な女性だった。 妻が娘を産んでから、ごくごく最近まで、夏と冬、毎年...