いつものあ・な・た。
言葉を交わしたこともなければ素性も知らない。
でも、全くの他人のあなたのことを知っている、気がする。
今朝もすれ違いましたね。いつもの場所で。昨日より、ちょっとこちらが遅かったようで。相変わらずお元気そうですね。なによりです....。
青いTシャツに黒い短パンの出で立ちで、自宅付近のある小高い山の住宅街を毎朝、ジョギングしている青年に出会う。額にたっぷりの汗をかいて、どこか知らないゴールを目指して必死に走り続けている彼。いつも決まった時刻。雨だって、風の日だって。休日は知らないが、平日の朝はほぼ毎日、通勤時間とぴったり重なる。少しでも早くに時間がずれると、彼の姿がなかなか現れない。ちょっと遅れて坂道の途中を一生懸命登ってくる姿を確認し、なんとなくほっとしてしまう自分がいる。
こんな気持ちにさせるあ・な・たが、とても気になる。
でも、全くの他人のあなたのことを知っている、気がする。
今朝もすれ違いましたね。いつもの場所で。昨日より、ちょっとこちらが遅かったようで。相変わらずお元気そうですね。なによりです....。
青いTシャツに黒い短パンの出で立ちで、自宅付近のある小高い山の住宅街を毎朝、ジョギングしている青年に出会う。額にたっぷりの汗をかいて、どこか知らないゴールを目指して必死に走り続けている彼。いつも決まった時刻。雨だって、風の日だって。休日は知らないが、平日の朝はほぼ毎日、通勤時間とぴったり重なる。少しでも早くに時間がずれると、彼の姿がなかなか現れない。ちょっと遅れて坂道の途中を一生懸命登ってくる姿を確認し、なんとなくほっとしてしまう自分がいる。
こんな気持ちにさせるあ・な・たが、とても気になる。