No.320 おぉ、久しぶりの秋の珍味だ!
小学校1年生から大学4年生頃まで暮らしていた仙台市内の実家周辺は、当時田んぼが点在していて、とってもナチュラルな環境だった。
小学校までの通学路は田んぼのあぜ道。その季節になると、カエルが鳴き、ヘビが玄関でとぐろを巻き、バッタが飛び交い、電柱の電球には無数の昆虫たちが群れをなしていた。
収穫の秋には、たわわに実った稲穂で羽を休ませているイナゴを捕って、つくだ煮にして食べていた。母はあまりイナゴが好きじゃなかったから、だれか友だちのお母さんだかおばあちゃんだかに調理してもらった気がする。
好きだった、イナゴのつくだ煮。ほろ苦くて、カルシウムたっぷり。結構、当たり前に食べていた。
そういえば、このところ、見ていないし、食べてもいないなぁ。
記憶からほとんどなくなっていた感じのイナゴのつくだ煮。文化の日の昨日、久しぶりに再会した。
たまに立ち寄る近所の青空市場。簡易のレジ前で、プラスチック容器に詰められ売られていた。
「おう、イナゴじゃない、これ!」
こちらの喜んでいる様子を見た売り子のお姉さん、「えっ?それ買います?食べるの?本当?」とやや訝しげな表情。
「これ、おいしいんだよ。食べないの?」と逆に聞き返したら、間髪入れずに、「バッタは食べませんよ、バッタは。食べれません、うぇっ」と、売り子の立場としては取ってはいけない正直な態度を見せちゃいました(笑)。
でも、「それ、100円でいいですから!」とかなりのディスカウントをしてくれたので、気にせず即買い。
確かに、まじまじ見ると、姿がそのままで砂糖や醤油でコーティングされて小さく固まってしまったイナゴちゃん。
手に取ってみると、こんな感じ。↓
かなり見た目はグロテスクだけど、口の中に放り込めば、スナック感覚でうまい!
うん、これは日本酒に合います。昨晩は品切れだったので赤ワインに合わせてみたけど、思ったほど違和感はなかった。
...............、当然かもしれないが、妻と娘は「無理!」
ひとパック丸々俺のものになった。
どなたか、一口いかがですか?おいしいよ。マジで。
小学校までの通学路は田んぼのあぜ道。その季節になると、カエルが鳴き、ヘビが玄関でとぐろを巻き、バッタが飛び交い、電柱の電球には無数の昆虫たちが群れをなしていた。
収穫の秋には、たわわに実った稲穂で羽を休ませているイナゴを捕って、つくだ煮にして食べていた。母はあまりイナゴが好きじゃなかったから、だれか友だちのお母さんだかおばあちゃんだかに調理してもらった気がする。
好きだった、イナゴのつくだ煮。ほろ苦くて、カルシウムたっぷり。結構、当たり前に食べていた。
そういえば、このところ、見ていないし、食べてもいないなぁ。
記憶からほとんどなくなっていた感じのイナゴのつくだ煮。文化の日の昨日、久しぶりに再会した。
たまに立ち寄る近所の青空市場。簡易のレジ前で、プラスチック容器に詰められ売られていた。
「おう、イナゴじゃない、これ!」
こちらの喜んでいる様子を見た売り子のお姉さん、「えっ?それ買います?食べるの?本当?」とやや訝しげな表情。
「これ、おいしいんだよ。食べないの?」と逆に聞き返したら、間髪入れずに、「バッタは食べませんよ、バッタは。食べれません、うぇっ」と、売り子の立場としては取ってはいけない正直な態度を見せちゃいました(笑)。
でも、「それ、100円でいいですから!」とかなりのディスカウントをしてくれたので、気にせず即買い。
確かに、まじまじ見ると、姿がそのままで砂糖や醤油でコーティングされて小さく固まってしまったイナゴちゃん。
手に取ってみると、こんな感じ。↓
かなり見た目はグロテスクだけど、口の中に放り込めば、スナック感覚でうまい!
うん、これは日本酒に合います。昨晩は品切れだったので赤ワインに合わせてみたけど、思ったほど違和感はなかった。
...............、当然かもしれないが、妻と娘は「無理!」
ひとパック丸々俺のものになった。
どなたか、一口いかがですか?おいしいよ。マジで。