laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

104。

 耳を疑った。

 おそらく、女子大生2人の彼女たちもある意味、耳を疑ったと思う。

 「ごめん、そこの場所の電話番号、104で調べてちょうだい!」

 「えっ?」

 「104。104に電話して聞いてみて、そうすれば分かるから」

 「すみません、104って何ですか?」

 「えっ?」


 そんな会話だった。

 会話を聞いていたもう1人の彼女も「104って? あぁ、そういう番号あるって聞いたことあるけど、それがそうなんだぁ」と話し、ちょっと感心している様子だった。

 正直、104を知らない人がいるとは想定外でした(^_^;)。

 聞けば、「電話番号はいつもネットで調べています。たいてい、載っていますよ」とのこと。

 確かに。

 思うに、彼女たちの“無知”は、案外、理に適っているのかもしれない。

 通話料30円(と思っていたら、60円に値上がりしたんですね。それさえ、知らなかった(^_^;)も払って調べてもらうなら、ほとんど無料のネットで調べたほうがお得。ネット上では、「無料電話案内」なんてサイトもあるし。

 と、ここまで書いていて、周りの同僚に聞いたら、「使いませんよ104。贅沢〜」と当然のような顔付きで言われてしまった。

 有料の電話番号案内サービスって、もはや風前の灯なんですか?