No.350 子ども部屋。
13歳になる娘は、新築の家で一番いい部屋を獲得した。
ロフト、衣装棚付きのそこそこの広さの空間は、かなりうらやましい。
親心というわけでは全くなく、デザイン、構造上、結果的にそうなっただけなんですが。
きれいに整った部屋をしっかり確保した我が娘さん、こちらが望むようには使ってくれていない、気がする。
無造作に置かれた衣服や散らばったままの本など小物類...。
「おいおい、きれいに使えよ!」などと時々毒突きながらも、娘がいない時、さっさと片付けてしまう父親。
そんな事を繰り返しているうち、自分が娘ぐらいの年齢のころを思い出した。
「俺の部屋に勝手に入るなよ!」「自分でやるからいいって」「いじるな、そこらへんのモノ」...。
良かれと思ってきれいに片づけてくれていた母親の親切心なんかに思い及ばず、悪ガキの息子はそんなことを口にしていた。
部屋というモノを親が子どもに与えた場合、必要以上に親がその使い方に介入するのは逆効果なのかもしれない。
なんて事を思う。
でも、「頼むから、おい、きれいに使ってくれよ」と、声を大にして言いたい気持ちを抑えるのはそれほど容易ではない。
ぐっとこらえるのって、しんどい。
見て見ぬふりできない性分なんですよ。これが。
ロフト、衣装棚付きのそこそこの広さの空間は、かなりうらやましい。
親心というわけでは全くなく、デザイン、構造上、結果的にそうなっただけなんですが。
きれいに整った部屋をしっかり確保した我が娘さん、こちらが望むようには使ってくれていない、気がする。
無造作に置かれた衣服や散らばったままの本など小物類...。
「おいおい、きれいに使えよ!」などと時々毒突きながらも、娘がいない時、さっさと片付けてしまう父親。
そんな事を繰り返しているうち、自分が娘ぐらいの年齢のころを思い出した。
「俺の部屋に勝手に入るなよ!」「自分でやるからいいって」「いじるな、そこらへんのモノ」...。
良かれと思ってきれいに片づけてくれていた母親の親切心なんかに思い及ばず、悪ガキの息子はそんなことを口にしていた。
部屋というモノを親が子どもに与えた場合、必要以上に親がその使い方に介入するのは逆効果なのかもしれない。
なんて事を思う。
でも、「頼むから、おい、きれいに使ってくれよ」と、声を大にして言いたい気持ちを抑えるのはそれほど容易ではない。
ぐっとこらえるのって、しんどい。
見て見ぬふりできない性分なんですよ。これが。