laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

映画私評 No.13

 腹を抱えるほど笑ったわけでも、ハンカチで涙を拭ったわけでも、首を縦に振ってうなずいたわけでもない。

 そう言った感情が全く湧かなかった。

 『ポテチ』

 でも、なんか面白かった。ただ、それだけ。

 何が面白かったのか?

 実は、それが良く分からない(^_^;)

 「シュール」っていうんですかね、こういうの。見方によっちゃ。
 
 仙台市在住の人気作家伊坂幸太郎原作の短編小説を映画化した作品。

 何となく見たら、何となくストーリーが展開して、何となく終わった。

 数は少ないが、これまで読んだ時抱いた伊坂氏の本の読後感と同じ。

 たぶん、数日も経てば記憶からほとんどなくなってしまう。

 その“軽さ”がいいのかもしれない。

 ことさら感動もしなければ、ことさら嫌な気分になったわけでもなく、「ふ〜ん、いいんじゃない?これも」って感じだし。

 舞台は仙台。

 自分の住む街が映画の舞台として登場し、実際の街で架空の話が展開していくというのはなかなか興味深い。

 あらすじとかはこちらでどうぞ。

 【編集後記】

 昨年6月以来の更新。

 あの時、「最近になって、徐々に、映画を見始めている。」と書いた。が、その後、ほとんど映画を見なくなっていた。忙しかったということもあるが、映画館に行く習慣がプツンとなくなってしまい、気付けば冬になっていた。

 春になったので、そろそろ映画鑑賞の習慣を取り戻そうかと思っている。
 やっぱり、そういう時間をつくるのは大事だよな、と感じ始めたので...。