laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

癒しの庭。

 いろいろあっても、猫の額ほどの狭い土地でも、自分の庭はやはりいいものだ。

 このところ、庭いじりが日課になっている。

 海に行かない朝など、軽い運動のつもりでごそごそ土をいじっている。

 ぱっと見何となくきれいに見えるけど、半端に整地した土地なので、腰をかがめてじっくりながめてみると、至る所で細かい石ころや雑草が好き勝手に暴れている。

 それをひとつひとつ抜き取っていくのが面白い。

 何だか、白髪を1本1本抜いていく根気のいる作業に似ているけど(^_^;)、相手は自分の頭ではなくて大地。自然相手だと、知らず知らずに気分が落ち着いてくるから不思議で楽しい。

 そういえば、「園芸療法」なるセラピーがあった。秋田に居たころ、専門に取り組んでいた大学の先生に取材したことがある。

 セラピー対象患者のように特に心が病んでいるわけではないけれど、確かに土いじりは心が休まる。

 園芸、かなりいいかもしれない...。

 子どもの頃、庭をいじっていた人々の典型が、おじさんやお爺さんだった。

 自分もその年代になったということなんだな。

 まぁ、それもいいじゃないか、それも。

 庭石を追加したり、芝桜をちょこちょこ植えたり、水をやったり...。庭いじりは、雑草取りだけじゃなくて結構やることが多い。

 工夫次第でいろいろやれるのが、これまた面白い。

 手を加えれれば加えただけ形となって見えてくるから。

 ただ、ちょっと凝り性気味の性格なので、はまりにはまって癒しどころかストレスになってしまっては本末転倒。

 ゆる〜い感じで土をいじくっていこうかと思う。