laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

夜の散歩。

このところの休日、娘と夕方に近所を散歩している。

ダイエットとか、夕涼みとかではなく、何となく。

家を新築し、庭づくりにはまり、ほかの家はどうなっているのか?がちょっと気になり始め、何軒か“偵察”したのが最初だったと思う。

家から歩いて10分ほどの距離にあるコンビニでのちょいとした買い物にかこつけてぶらぶらと。

アイスクリームとかジュースとかお菓子を買ってもらえるからか、「行くかい?」と尋ねると必ずついてくる中学2年生の娘。

結構、楽しい。

明るい日中には散歩しない。たいがい夜の7時ごろ。

「明るいと、知っている人に見られるから恥ずかしい」と娘は言う。

確かに。自分が中学生のころ、親と散歩なんて構図はあり得ない話だったし、そう言われて落胆するようなことでもない。

毎回、歩くコースを微妙に変えながら、いろんな家々を観察している。発見があれば、驚きがあり、時に喜びとか悲しみさえある。

道中、たわいない話をしながらの散歩。

年頃の娘と膝を突き合わして話すことがめっきり減ってきた昨今、互いの顔が見えるか見えないかぐらいの暗がりで、横向きになって歩きながら交わす会話は、双方にとって楽でもある。

その間、妻が夕食を準備している。

30分ぐらいして家に戻ったころには、食卓に美味しそうな料理が並び、間もなくして、一家団らんの時間となる。