laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

〝二段跳び〟。

 「階段昇降。」というブログを書いてから、ほぼ2年半が経過した。

 本社に異動したことを機に、7階にあった職場まで155段の階段を最低1日1回は上ることを誓った。

 今春、1階下がった職場に異動となり、階段数は24段減ったが、一応、最低1回の日課は続けている。

 欲が出たか、数週間前から、1段飛ばして1歩2段で階段を上り始めている。

 さすがに、ツライ(^_^;)。

 職場に着くころには太ももがビンビンいってて、息が完全に上がっている。

 「大丈夫ですか?」

 「おぉ...ふぅ、ふぅ、はぁ、はぁ、...うん、何とか大丈夫...はぁ、はぁ、疲れたぁ〜...」

 そんな会話を、毎朝のように同僚と交わしている。

 おとといもいつもと同じように階段をトボトボ上っていた。

 3階ぐらいに差し掛かったころ、下から勢いよく上って来る足音が聞こえた。どうやら、小走りで軽快に階段を上っているらしい。

 「おぉ、元気いいなぁ〜。たぶん、3階ぐらいの人なんだろうなぁ〜」なんて思っていたら、しばらくその足音が消えない。どんどん近付いてくるではないか!

 目的の6階近くになったら、その足音の持ち主に追い付かれた。

 「おはようございます!」

 元気いいあいさつの主は、なんと、同じ職場の虎クンじゃないですか!

 彼も階段利用者だということは知っていたけど、走っていたとは知らなかった。

 息を乱すことなく余裕の表情でこちらに言葉をかけてくれた彼。年下とはいえ10歳も離れていないのに、この元気は何なんだ!

 正直、ちょっと、悔しかった。

 チェッ。

 「次は小走りか?」

 一瞬、そう思ったけど、四捨五入して50の大台。身の程をわきまえ、とりあえず現状維持を続けていこうと思った...。