laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

ドンと構えようよ。

 娘が通う中学校で、異変が起きているという。

 創立十数年目にして初めての事態なんですと。昨夜、学年集会なるものが学校で開かれ、妻が出席した。

 こういうことらしい。

 娘の学年の生徒幾人かが、問題行動を起こし、授業の進行を妨げている。補助教員を投入したものの相変わらず生徒の行動は収まらない。学校内でモノが壊されることが多くなってきた。当初の〝問題生徒〟の影響を受けて同調行動する生徒たちがポツリポツリと現れてきた。困り果てた学校の先生方が、事情説明と解決方法を求めて、「さて、どうしたものか...」

 前からそういう話は少し聞いていたけど、「だから?何か大きな問題でも?」と感じていた俺。学年集会で話された内容を改めて聞いても、「そうなんだ。で、それってそんなに大きな問題なんですか?」と思ってしまう。

 まぁ、現場をきちんと確認したわけではないので軽率に話をかたずけてしまうのはいけないのだろうが、「大きな問題」ととらえるほどの事柄なんでしょうか、これって?

 授業の多少の妨害や器物損壊など、中学校ならどこでも少しぐらいあるんじゃないの?

 実はこの学校、県内でもナンバースクールへの高校進学率が高いことで知られているそうで、真面目で素直な卒業生たちが多かった。そうした〝校風〟を乱す生徒たちは〝要注意人物〟とみなされ、先生たちは今まで扱ったことのなかった事態に驚きと戸惑い、不安を隠せないでいる。

 恐らく、当の問題児たちは、こうして〝右往左往〟している大人の様子を楽しんでいるのだろう。あっはっは...てな具合に。

 変わらないね、いつの時代も。中学校って。

 ただ、大きく変わったと感じるのは、問題の程度のスケールがとても小さいこと。妻から聞いている話の状況ならば、まともな生徒諸君の誰かが、「お前らいい加減にしろ! はっきり言って迷惑だ、教室から出ていけ!」と大声で啖呵を切れば済むこと。そう思うんだが、そういういきのいい生徒たちがあんまりいないというから寂しいね。

 なんだか昨夜の話し合いでは、今後生徒の親たちが学校内で〝監視〟のような行動に出るかという意見が出され、「前向きに検討しましょう!」と相成ったとか。




 あらあら、俺の出番ですか?


 その話を聞いたら、なんだかワクワクしてきた。

 ガキども、よろしくな、楽しくやろうぜ! 


 ヒヒヒ...(^O^)。