laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

言葉を超える。

 先週から今週にかけて滞在していたインドネシアのダンダ・アチェでは、ほぼ言葉が通じない空間にしばし居合わせることがあった。

 かつては内紛の地で9年前には津波で甚大な被害を受けたという背景があるので、訪れる観光客はそれほど多くなく、日本語はもちろん英語もあまり通じない。

 宿泊先のゲストハウスの管理人ムクリスさんは滞日2年の経験があるので日本語で意思疎通できたが、ほかのスタッフや現地の人たちとは、英語日本語インドネシア語ごちゃ混ぜの単語と身振り手振りでなんとかコミュニケーション。これはこれで楽しかった。

 外国への旅では、往々にしてこうしたことが起こる。生活するわけでもないので、致命傷になることは少なく、むしろお互い自分の言いたいことを知らせたい一心で必死になるため、熱のこもった〝会話〟が生まれることすらある。

 何度か南の国々を訪れ、今回も同じく感じたのは、現地の人たちの笑顔の美しさ。

 太陽の光を多く浴びている人たちって、自然と笑みがこぼれてくるんでしょうか?

 きっとそうに違いない、と勝手に思い込んでいます。

 この女性のはにかみながらの笑顔は格別だったなぁ〜。






 真ん中のロコボーイの笑顔も良かった。






 こちらの夫婦なんて、初めて会ったのにいきなり満面の笑みで迎えてくれて「写真撮りましょ!」だって。写真ではいきなりすまし顔なんですが...。






 海の中じゃ、こちらまでハッピーになっちまった....。






 まさに白砂の美しいビーチのそばに暮らしていたら、そりゃ、いろいろあったとしても笑顔になるよねぇ〜。


 直接言葉を交わさなかった人たちでも、道端などですれ違う時は目が合えば自然に微笑みながら会釈するのが当たり前の土地柄だった。

 なんだか、もうそれだけで幸せな気分になるから不思議。

 言葉が上手く通じなくても、笑顔が語ることって多いと思うんだよね。

 帰国して、日常に戻って早くもそれを痛感している。


 最高の笑顔はやっぱ、この人か。お世話になったムクリスさん。