laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

BAKSOを食べながら...。

 そのまま日本語で発音してもらって構わないけど、耳触りがちょっとねぇ...。

 BAKSO。「ばくそ」ですから。「馬クソ」を連想しちゃうよね、まったく!

 って、インドネシア語のネーミングにイチャモンつけても仕方がないんですが、この国の言葉にはほかにも、「キンタ●ーニ」という山がバリ島にそびえたち、指輪を意味する「チン●●」があったり、お椀のことを「マ●●」と表現したりするんですから...。

 ほんと、なんですよ(^_^;)。

 もう、これだけですごい地域です、インドネシア

 つくづく、言葉ってのは面白いと思います。

 さて、本題に戻ってBAKSOです。

 路上などで店を構えている場合が多く、現地の方々がおやつ代わりに気軽に食べている〝肉団子の入ったスープ〟。これがBAKSO、激ウマなんです。

 塩コショウとニンニク、玉ねぎベースのスープに、鳥や牛、魚などをすりつぶしたつみれのようなものがメーンとなり、春雨や千切りのキャベツ、刻みネギ、干しエビなどが入っていて、あっさりとした味が日本人の舌には良く合うんです。

 バリに何度か行った時、毎日のように食していた。

 スマトラ島の西端のバンダ・アチェにもありました、ありました(^O^)。





 イスラム教徒のおばちゃん(とはいっても同年代かもしれない(^_^;))が営む簡易食堂。BAKSOしか扱っていないところが潔い!





 出されたのはこんな感じ。注文しないと春雨を入れてくれないとは知らなかったが、まぁ、これでもよし。そのまま一口。酢を入れてみて一口。ついでに辛いサンバルも入れてみて一口。う〜ん、この味この味。とってもおいしかったです。

 モノがあふれる日本では、今やどんなものでも手に入るけど、こういう現地ならではの食べ物は、やはり、現地に来てみて食するのが一番だとつくづく思う。このBAKSOも、作ろうと思えば日本でも作れるけど、炎天下の下、ココナツとかガラムとか埃とか、馬糞らしき匂いがいろいろ交じった土地の空気に包まれながら食べるのが一番ですなぁ〜。

 こと食に関しては、地産地消が基本だと思うわけです。

 これだけ食べるためにインドネシアに旅してもいいわけだし。






 今回の旅では、宿泊したゲストハウスで朝昼晩と3食用意してもらった。朝はパンとコーヒーに果物。昼と夜は地元のご婦人が手の込んだ郷土食?を毎回作ってくれた。










 どれも、おいしかったです。あまりにおいしく、ひとつひとつの名前を聞くのを忘れてしまったのが心残り...(^_^;)。



↑これは、インドネシア式ランチ。