laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

なんだい、そりゃ?

 「夫源病」という病気があるそうです。

 文字通り、夫が原因で妻が体に不調をきたす病なのだという。

 先日、ラーメン屋で麺をすすっていたら、テレビのバラエティー番組で取り上げていた。

 『妻の病気の9割は夫がつくる』(マキノ出版)の著者で、大阪大学大学院医学系研究科准教授の石蔵文信さんという方が名付けたそう。

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 「なんだかなぁ...」というのが最初の感想。

 「まったく...」というのが次なる感想。

 「名付けなくたって、そんな〝病〟、いつの時代だってあっただろうが!」というのが最終的な感想。

 どうでもいいといえばどうでもいい。

 確かに、該当する奥様方にとっては、不満を抱く旦那が〝病原菌〟だと断定されれば、心中少しは穏やかになるかもしれない。それでも...。

 名指しで病原菌呼ばわりされた旦那の立場は...。

 不思議な事に、「夫源病」という病があるのに、「妻源病」という病は今のところないようだ。なんで?


 夫婦間に不平や不満があるのは不思議な事でもなんでもない。

 明らかに〝問題〟な夫や妻がいるのも悲しいかな、世の中の常識。でも、そもそも、それらいろいろな〝問題〟を可能な限りお互いで解決していくのが夫婦、なのではないだろうか?

 「夫源病」などという病が、あたかも新種の病気のように登場してくる空気感のようなものに、激しく違和感を抱いてしまう。

 どうなってんの、一体???