laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

特に管理職のみなさん、要注意ですよ!!

 ソーシャルツールが広く普及するのに伴い、各種トラブルは絶えない。

 俗にいわれる「荒らし」は宿命的な現象で、まぁ、根絶するのは無理なんだろうが、事前に回避できる可能性がありながら、カウンセラーまで登場する事態にまで発展しているトラブルがある。

 「ソーシャルハラスメント」というそうです。

 詳しくはこちらを参考してください。

 いわく、「典型例として、Facebookのような実名登録制のSNSで上司に友達申請され、SNS上で上司に気を使わなくてはならなくなる、というような状況。いいね!ボタンを押すなどしてやたらと押して絡んできたり、自分に絡んでほしいと要求してきたりして気疲れの元になる。申請されればむげに断るわけにもいかず、アンフレンドするわけにもいかない。」なんですと。

 心当たりのある方々、多いのでは?
 
 こんな数値もあるようです。

 昨日6月7日付けの河北新報夕刊に、この話題が掲載されていたので、もはや社会現象なのでしょう。

 その記事にもあったが、部下に友だち申請した上司に、部下を監視する意図がなくとも、部下は監視されていると感じることは大いにありうる。あるいは、友だち申請した部下から承認されずに悩む上司もいるという。



 思うんですが、原則、職場の同僚間で、フェイスブック上の友だち関係になるのは、ある程度気心が知れた間柄であることが前提。上司が気軽な気持ちで部下に友だち申請をするのはやめたほうがいい。これって、ちょっと考えれば分かると思うんだけどなぁ...。


 「いや、自分にその意図はないんだよ。むしろ、フェイスブックでつながっていることで、職場での日常会話に役立つし、コミュニケーションも図りやすいだろうと思うんだよね...」

 無頓着な上司ほど、そう答えるのかもしれない。そこが問題なんですよ!



 っと、こんなこと書いていますが、ワタクシの職場はデジタル部門という職場だけに、上司や部下ら同僚と「友だち」関係にある。個人的にはトラブル感はなく、あんまり気にしていないが、人によってはそういうことをかなり気にすることもある、ということ。


 自分の部下に、むやみやたらと友だち申請した経緯がある上司の立場にある人たちは、今からでも遅くないので、このことについて改めて考えたほうがいい。部下とはいえ、相手のプライベートな領域に、肩書を持って入り込んでいるという自覚を、上司は持つべき。

 そして、こうも思う。

 
 「ソーシャルハラスメント」なるトラブルが発生している背景には、そもそも職場でのコミュニケーションがうまく機能していないんだろうな、と。

 さて、みなさんの職場ではいかがですか?