会話のきっかけ。
「頑張ってくださ〜い」
「いやぁ、精が出ますねぇ」
「やってますね、今日も、ふふふ...」
在宅の時は、自分でもあきれるほどに庭仕事(ほとんどは雑草取りなんですが(^_^;)をしているので、通りすがりの近所の方々からちょくちょく声を掛けられる。名前すら知らない人もちらほらいて、たいていの場合、草木に興味がある方々ばかりのようだ。
ペットを散歩させている人たちが、道端で立ち止まっている光景と似ている。
興味思考が似通うと、人は知らない者同士でも言葉を交わしたくなるのだろう。そりゃそうだよな。同好の士、似た者同士、互いにどこか惹かれあうのでしょう。
自宅を持って住み始めてからまだ1年半ほどしか経っていないけど、こうしてほんのちょっとの会話を交わす人たちがいるって、なんだかとってもほっこり気分(^O^)。
先日の朝は、シャベル片手に、通りがかったお隣のお隣さんの奥さんに、「外壁のところの花、きれいですねぇ。ああいう感じで植えられるといいですねぇ...」などと、声掛けすると、「あらっ、そうですかぁ。あの草、ジャコウタイムっていうんですけど、一度根が付くと、処理に困るぐらい草が生えてしまって。結構な量、捨てているんですよ」と言うじゃないですか。
「えっ、そりゃもったいないですね」とワタクシ。
「じゃあ、相原さんに差し上げますよぉ。どうせ捨てるだけですから」
「あぁ、それはうれしいです。ぜひぜひ、ください。取りに伺いますのでぇ」
・・・なんて会話をした翌朝、くだんの奥さまが、鉢植えに植えてくれた立派なタイムを持ってきてくれた。
恐縮しつつも、「いやぁ、申し訳ないです。喜んでいただきま〜す」と言い、遠慮することなくありがたく頂きました。
その日のうちに庭に植えてから5日ほど経つだろうか。
見た目はしっかり根付いてきたようだ。
こういう関係性っていいなぁ、とつくづく思う今日この頃。
それにしても、なんとか対策を施さないといけないな、我が家の外壁コーディネイト。こういうことをあれこれ考えている時が楽しいですね。また別の方々から声掛けされて、お知恵拝借といこうかな...。
新しく引っ越してきた身としては、いかにして近所にとけ込んでいくかなどということを最初のころうつろに考えていたけど、庭仕事をやっているうちに、もうそれほど考えなくなってしまった。だって、自然に会話が成立していくんだから。ありがたいことだなぁ〜。