laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

自覚したい、エチケット。。。

 以前当たり前でなかった光景が、今では当たり前になっているということがしばしばある。

 善い悪いの価値判断は別にして。

 そのひとつに、何でもかんでも携帯やスマートフォンのカメラでパシャリと撮影し、その場でフェイスブックやらツイッターに投稿している人々の光景がある。

 特に、レストランやバーなどの飲食店で、自分や仲間の目の前に出された品々を、バシャバシャ撮りまくり、味わう前に、「まずは激写!」されている方々。

 この意味が、よく分からない。

 っていうか、はっきり言ってみっともない。

 多勢に無勢という言葉があるように、今では多くの人々がやっている行為なのであまり奇異には映らなくなってきたが、それでも。。。

 Foodstagramという英単語がある。

 Food(食べ物)と写真共有ソフトのInstagramを合わせた造語だそうで、「スマートフォンなどで料理の写真を撮ってネットに載せることに病みつきになっている人」という意味。

 どうです?心当たりありませんか?


 撮ってネットにアップする行為の面白さに同調はしないけど、店の人に許可なく勝手に撮っている行為がマナー違反だと思うのだ。

 「自分がお金を払った品なんだから別にいいだろう!」という考えがあるだろうが、それこそまさにみっともない。

 「そんなふうに思われるのは心外。別にいいじゃない!」という向きには、「不感症ですね」という言葉を送りたい。

 特にレストランなどで出される料理は、その店で提供され、食されることが前提だ。それを勝手に写真に撮って、その場にいない、店の人さえも知らない不特定多数の人々に“情報公開”するのはマナー違反ではないのか?

 もちろん、それを拒まない店とか奨励、歓迎している店の場合は、「どうぞご自由に」。奮って宣伝作業にいそしんでいただければいいと思う。

 そうでなければ、勝手に撮る前に、店の人の気持ちを推し量って確認すべきだと思う。

 当たり前のような顔して、バシャバシャやりまくっている方々は、そのへんをよぉく考えた方がいいと思う。

 

 「撮影禁止」などの文言を壁に貼っている店をよく見掛けるようになった。それだけ店側にとって“迷惑な客”が少なからず存在しているということでしょう。こんな類の張り紙が出されるってのは、恥ずかしいことだと思うんですが...。


 たとえ悪気がなくとも、エチケットは大切にしたい。などと思う今日この頃...。