laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

Vol.30 呼ばれ方。

特に結婚を機に、名前の呼ばれ方のバリエーションが増えている。
 初めて会った妻の知人らからは、「ご主人様」とか「だんな様」と呼ばれるようになり、娘が生まれてからは「○○ちゃんのパパ」「●●ちゃんのおとうさん」と言われることが多い。
 正直、そう呼ばないでほしい。どうしてこうも、名前で呼んでくれない人が多いのか不思議でならないんです。
 前回(『呼び方』)、夫婦間で「パパ、ママ」「お父さん、お母さん」と呼び合う関係に疑問を呈した。どうもそういう習慣がある人たちほど、他人の名前にも無頓着な気がしてならない。総じて悪気がないからこそ始末が悪いと思う。堅苦しく言えば、敬意がないんじゃないか、そうも考えるのだ。
 幸いにも、かなりラフな雰囲気の社風が育まれている会社に勤めているので、上司に対しても部下に対しても名前で呼び合うのが、当然になっている。ただ、こうした常識が非常識になるケースも多いようだ。知人の会社では、「特に上司に対しては肩書きで呼ぶのが常識。名前で呼ぶなんて考えられない」という。何でなんでしょう。おかしくないですか、これって?
 今となっては笑い話だが、思い返せばあれもおかしな話だった。大学生のころ、小、中学校で計3回、教育実習した時のこと。身分は学生なのに、子どもばかりではなく本物の先生方まで「相原先生」と呼んでくださる。慣れないったらありゃしない。でも、教育現場では、先生方同士が互いに先生と呼び合っている職場環境ですから、内部の人たちにはそれが当たり前なんでしょうねぇ。
 「ご主人様」も「○○ちゃんパパ」も「先生!」も、気にしなければ気にならない類の話なんです。だけど、気になる性分だからどうしようもない。少なくとも、このブログを読んでくれた人たちだけには理解いただきたい。
 ちゃんと名前で呼んでください。 お願いしまぁ〜ス。