小さなお辞儀。
自宅近くで、ある日の事。
横断歩道を渡りきった小学生が、踵を返し、ハンドルを握るこちらにペコリと頭を下げた。
一瞬、何のことかと思った。あくる日も同じように振る舞う子を見かけ、その後注意深く観察していたら、結構多くの子どもたちが横断歩道でお辞儀をしていることに気付いた。中には、「ありがとうございます」と元気にあいさつする子もいた。
娘に聞いたら、小学校でそう教えられているのだという。
なんかいいですね、こういうの。
大人たちからの強要を感じさせない子どもの純粋さを、微笑ましく思う。中にはお辞儀をしない子どももいるけど、それはそれでいいのではないでしょうか。
近所で出くわした小さな出来事をきっかけに、子どもたちを見つめるこちら側の目も変わったように思う。道を渡ろうとしている子どもがいたら、以前にも増してブレーキを踏むようになってきたし、道で会った子どもたちに自然と声掛けするようにもなった。なんだか、社会のルールって、こうして子どもたちにあらためて教えられることが少なくないんだなぁと思うわけです。
小さなお辞儀を前に、頭の固くなったおじさんはほほ笑んでます。
横断歩道を渡りきった小学生が、踵を返し、ハンドルを握るこちらにペコリと頭を下げた。
一瞬、何のことかと思った。あくる日も同じように振る舞う子を見かけ、その後注意深く観察していたら、結構多くの子どもたちが横断歩道でお辞儀をしていることに気付いた。中には、「ありがとうございます」と元気にあいさつする子もいた。
娘に聞いたら、小学校でそう教えられているのだという。
なんかいいですね、こういうの。
大人たちからの強要を感じさせない子どもの純粋さを、微笑ましく思う。中にはお辞儀をしない子どももいるけど、それはそれでいいのではないでしょうか。
近所で出くわした小さな出来事をきっかけに、子どもたちを見つめるこちら側の目も変わったように思う。道を渡ろうとしている子どもがいたら、以前にも増してブレーキを踏むようになってきたし、道で会った子どもたちに自然と声掛けするようにもなった。なんだか、社会のルールって、こうして子どもたちにあらためて教えられることが少なくないんだなぁと思うわけです。
小さなお辞儀を前に、頭の固くなったおじさんはほほ笑んでます。