お盆に、考えた。
お盆期間中、長めの休みに入り、人並みにお墓参りに行き、思うところあって、以前に購入していた1冊の本を読み切ることにした。
タイトルから、読むにはこの時期にふさわしいかな、と考えたからだ。
その名も、『葬式は、要らない』(島田裕巳著、幻冬舎新書)。かなり、大胆で挑発的なタイトルだが、内容はしっかりしている。とても、ためになりました。
とかく言われがちな「戒名」については、専門家の立場からその歴史を紐解き、このデフレ時代でも高騰し続け、〝世界一高価〟との調査もある高価な日本人の葬儀費用の大きな要因になっていることに疑問を投げ掛けている。
「葬儀は贅沢」。本書のメッセージはずばり、これなのだ。
「葬式をしないための方法」や「葬式の先にある理想的な死のあり方」など、具体的な行動指針を盛り込み、分かりやすく読みやすい。著者は宗教学者。慣習や習俗、文化などを単に糾弾するだけの安直で浅薄な批判本とは一線を画している。
人は誰もが死ぬ。
でも、死者はもちろん故人も納得、理解して人生最後の儀式が執り行われているかははなはだ疑問だ、と多くの人が感じていると思う。自分もそう感じていたので、本書を手にした。
少しでも興味、関心がある方々には、お薦めの1冊です。
タイトルから、読むにはこの時期にふさわしいかな、と考えたからだ。
その名も、『葬式は、要らない』(島田裕巳著、幻冬舎新書)。かなり、大胆で挑発的なタイトルだが、内容はしっかりしている。とても、ためになりました。
とかく言われがちな「戒名」については、専門家の立場からその歴史を紐解き、このデフレ時代でも高騰し続け、〝世界一高価〟との調査もある高価な日本人の葬儀費用の大きな要因になっていることに疑問を投げ掛けている。
「葬儀は贅沢」。本書のメッセージはずばり、これなのだ。
「葬式をしないための方法」や「葬式の先にある理想的な死のあり方」など、具体的な行動指針を盛り込み、分かりやすく読みやすい。著者は宗教学者。慣習や習俗、文化などを単に糾弾するだけの安直で浅薄な批判本とは一線を画している。
人は誰もが死ぬ。
でも、死者はもちろん故人も納得、理解して人生最後の儀式が執り行われているかははなはだ疑問だ、と多くの人が感じていると思う。自分もそう感じていたので、本書を手にした。
少しでも興味、関心がある方々には、お薦めの1冊です。