laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

泣き虫。

 のんちゃんの「涙もろいのは年のせい?」(9月10日http://flat.kahoku.co.jp/u/fukuyama/tdwB7KHX3rYO1CMT0sne/)を読んで、ハッとした。

 思わず、コメントまで書いて、泣き虫なことを告白してしまった。

 もう、後には戻れない。

 だからと言って、焦ってはいません。「のんちゃん、貴女もなの?」と独り言をもらしつつ、笑ってしまったほどです。

 居たな、ここにも。見〜つけた。

 でも、のんちゃんは女性。っと言うと差別的に聞こえそうですが、男性の自分はいい年こいた中年のガングロオヤジ。気持ちが悪い、といわれればそれまで。そんな体質(?)なのだから仕方がない、と諦めている。開き直っている、と言ったほうが正確なのか。

 確かに、少年のころは恥ずかしかった。泣き虫であることが。でも、そんな事、年を重ねるうちに忘れてしまった。都合の悪いことはさっさと忘れるに限ります。はい。

 泣き虫で何が悪い、と思うんです。たまたま涙腺が人より弱いだけなんです。

 「男のくせにだらしない」とか「男子たるもの人前で涙を見せるな」とか「気色が悪い」という罵詈雑言、聞こえません。泣けるものは泣ける。我慢は敵です、この際。

 悲しかったり、感動的だったりすると、もうだめなんです。実話であろうとフィクションであろうと、勝手に涙があふれてくる。

 ちょっと意地悪な(本当はすごく優しいんですけど)小学6年の娘は近頃、父親の泣くタイミングを推し量り、クライマックスに入るころを見計らって父親の顔をのぞきこみ、〝泣く現場をおさえる〟というしゃれにならない行為に走る。やだね、本当に。でも、涙は止まらない。

 っということで(どんなことだい?とは言わないで!)、泣いている男を見たら優しく慰めてくださいな。

 ん?違うな。

 完全に無視してもらったほうがいいかも。見なかった振りしてもらえばかなりうれしいかも。そんなみなさんの心遣いで、泣き虫男は気持ちが楽になるかもしれない。