laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

今月のことば NO.6

 『If you can't say something nice about someone, don't say anything at all.』
  (褒めるところがないのなら、何も言わないほうがいい)


 う〜ん、含蓄のある言葉ですね!

 これができたら大したものだ。凡人は、何かと小言を言いたがるものです。

 アメリカで、親が子どもによく言い聞かせることわざなんだそうです。NHKラジオ「入門ビジネス英語」テキスト9月号に、そう記されていた。「実際は社会人としての振る舞いを説く大切な表現ともいえるでしょう」と指摘しているこのテキスト。「仕事で不満があるなら、『人』ではなく『問題』に目を向けるようにしましょう」ともアドバイスする。

 それが、難しいんです!ことわざに納得しながら、行動に移すことの困難さを思う。思いながらも、こうありたいなぁとも願う。

 仕事をできる嫌な人と仕事のできないいい人とどっちがいい?と問われれば、迷いながらも前者を選ぶ。職場とは、遊び仲間をつくる場所ではなく仕事をするところだから。

 とは言え、無駄話は嫌いじゃない。会話のない職場は居心地が悪い。

 褒めるところがないなら、確かに何も言わないほうがいいけど、それで会話が完全になくなってしまったら、それはそれで窮屈だよなぁ、とも思う。

 ことわざの実行は、実にハードワークだ。