laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

Vol.130 朝一。

 太平洋沖合いをなめるように北上していった台風12号のお陰で、先々週から先週にかけ、久々の〝朝一〟をかけている。

 サーファー用語で、「夜明けごろに起きて海に向かい、早朝の波に乗る」を意味する朝一。「世界のブログ」に近頃仲間入りしてくれた、NY在住の女性サーファーゆきさんが毎朝4時起きして海に向かっているということにも大いに刺激を受け、長らくサボっていた習慣を復活させた。

 とにかく、気持ちがいい〜んです、朝一は。波が決まっていればもう言うことなし。朝日に照らされたパーフェクトな波は、自然の造形美という形容にふさわしい情景なんです。カメラを持ちながら海に入るのが苦手なので(っというか、ボードに乗って撮影するのはかなり難しいのです)、陸の高台からの1ショットをどうぞ。


 先週の平日の早朝。確実にうねりが届き、しかもオフショア(陸から海に向けて吹く風。off=離れる、shore=岸)。波高は、たまに頭オーバーサイズで申し分ない。「おぉ、久しぶりだ〜こんないい波〜」。みんな、笑顔とともに沖にパドリングし、思い思いにグッドウェーブを堪能した。

 もちろん、アフターサーフィンは仕事です。5時前に起床して軽く朝食→6時前海に到着→8時ごろまでサーフィン→9時前に帰宅→出勤。定刻の10時に、余裕で間に合った。サーファーの基本はやはり、朝一なのだなと実感しました。

 今春、本社に戻って新しい職場に異動したことと、車出勤ではなくなったことから仕事前の朝一は控えていたが、あらためてその良さを見直した。

 サーフィンを知らない人にはどうでもいいことで、時に「仕事前に海で遊ぶなんて!」などとわけの分からないことを言う人もたまにいますが、この世界を知ってしまったら最後、後には戻れない(笑)

 仕事と家事に差し支えない程度に朝一を復活させようと思う。


【写真下】
台風12号が通過した朝の仙台新港。久々のビッグウェーブ=2010年9月26日午前9時ごろ。