laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

荷物。

 たまに利用する仙台市中心部の地下道で、気になる光景を目にした。

 おそらくホームレスの人たちの持ち物と思われる、大きなビニール袋に入った荷物が幾つか、休憩用の椅子の上のちょっとした棚のようになっているスペースに置かれていた。四隅に棚があり、おそらくそれぞれ別のホームレスの人たちが置いているのだろうと思う。

 思う、と言うのは、そこは以前からホームレスが〝常駐〟している場所で、たまに通りかかると必ずだれかれがいるからだ。この日はだれもいなかったが、きちんとまとめられた荷物だけが置かれてあり、「ここは自分の場所だから」と主張しているかのようだった。



 「これをなんとかしなさい」などと声高に言う気はさらさらありません。

 ただ、違和感を感じる。確かに、屋外より快適で安全ではあろうが、不特定多数の人々が行き交う公共の場所に、堂々とこうした荷物が置かれ続けていいものなのだろうか?素朴な疑問を抱くわけです。

 増え続けているといわれるホームレスの問題を解消することはたやすいことではない。しかし、何とかしなくてはいけない問題ではある。

 冬が間近に迫っている。

 次に同じ地下道を通り掛かった時、荷物がさらに増えているかもしれない。