laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

Music Box NO.4

 特に熱心なファンでもなく、活動をつぶさにフォローしているわけでもないが、気付いた範囲でCDを買っているミュージシャンが何人かいる。

 女性ジャズボーカリストケイコ・リーもその1人。

 1995年のデビュー作『イマジン』以来、2000年ぐらいまでは毎回新作が出るたびに買っていたが、なぜか突然飽きてしまった。たちまちメジャーになってしまったのが、遠ざかったひとつの理由かもしれない。

 それからほぼ10年。すっかり彼女のことを忘れていた。今月13日、たまたま立ち寄ったCD店で、その日発売開始された彼女の新作ジャケットを見て、心引かれた。視聴してみた。しばらくぶりで聞いた彼女の歌声。


『スムース』

 かなり、いい。当然のことながら、むかしよりも上手くなっている、ように聞こえた。

 今回の新作は、「ケイコ・リーがバラードを中心にセレクトしたワン&オンリー」というのが謳い文句。計10曲。タイトル通り、スムースな流れでどれもしっとりと聴かせてくれます。秋の夜長にいい感じ。

 愛知県半田市出身で在日韓国人3世の彼女には、不思議な魅力がある。ライブは過去に1度しか行ったことがないが、写真でもそうだけど、時に幼く、時に陽気に、時にドキッとするほどセクシーに、そして時に「はぁ?」と思えるほどおばさんっぽいところを感じさせる。変幻自在な表情が特徴。そんなところがチャーミングに思える。

 それに、彼女もやはり、唇が厚い。自分好みの女性なんです。

 すっかり熟女となった彼女のセクシーな歌声をどうぞ。