laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

あんたは、マジシャンか!

いつからこんなことになったんだろう?

 買い物に行ったコンビニやスーパーで、つり札を手渡される時、自分の目の前で、店員さんがご丁寧にも1枚1枚数えてから、「はい、お釣りです」って言われるようになったのは。

 数えてくれるのはいいんだけど、店員さんたちは必ずその前に、こちらから見える位置で釣り札を数えている。ご丁寧にも大体2回。

 なので、時にこちらの鼻にくっつきそうな至近距離で数えられる時には、3度目の確認となる。

 「おいおい」と、思ってしまうのだ。

 「アナタが数えるところ、ちゃんと確認したから」と突っ込みたくなる。

 こっちが急いでいる時は、「分かった。いいから」と、店員さんの確認作業を遮る。でも、たいてい、遮られる理由が分からないようで、「?」という顔にさせてしまう。

 何でなのかなぁ?

 どうして、こんなことにバカ丁寧になるんだろう。そのくせ、お客さんとの会話を好まない場合が往々にしてあるから、疑問に思う。接客にかける丁寧さの方向性が違う気がするんですよね。

 こんなことをイチイチ気にしているとしょうがないので、最近では、彼らをマジシャンだと思うことにしました。

2回目の数え方が終わって3度目。

 彼女は気のせいか、体を少々斜めに構え、フラメンコダンサーよろしく胸の高さに両手を挙げて、1枚、2枚、3枚...........。

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 よく透き通る声で、決め台詞。

 「はい、お釣りです!」。

 オレッ!ってな感じでしょうか?

 「いやいや、見事な手さばきだねぇ〜。うん、実に上手い」

  拍手〜、パチパチパチ。

 「えっ?そうですか。そんなでも........」

 こういう会話になることも、ごくたまにある。

 うん。やればできるジャン。