laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

あらを探すか、〝微点〟を褒めるか。

 人を褒めることは難しい。

 自分も含め、周りを見ても褒め上手な人は少ない。「教育」とか「指導」という名を借り、あれやこれやうるさい小言をガタガタ言うタイプのほうが圧倒的に多い。何事にも無関心なタイプは問題外ですけど。

 広い意味での教育は、褒めることが基本になくちゃいけないな、とつくづく思う。子育てと同じことなんですね。だがしかし、頭で考え理解できることなのに行動が伴わない。言うは易く行うは難し、なんですね、これが。

 特に、好きでもない人となると、欠点ばかりが目についてしまう。好きじゃないからそれほど話もしないけど、多少でも同じ生活圏内で行動しているのだから、全く話さないわけにはいかない。だから、そういう人たちとは必要以上に関わらず、当たり障りのない話にとどめ、自分が抱く悪い印象や思いはぐっと心の中にしまっておけばいい。誰かに言いたいという欲求は極力抑え込んで。これもまた、難しいのだけど。

 20年も社会人をやっていると、肩書きなんてものには一切興味、関心がなくとも、好まざると人を指導する立場になる。全くガラじゃないけど、そうも言ってられず、偉そうに何やかやと同僚たちに指図するのだが、的確にコンパクトに上手く伝えられないことが多々ある。時に、自分に非があるのに、相手を責めてしまうことすらあるからタチが悪い。上手くいかなければいかないほど相手に敵意すら抱いてしまう心の狭さ。もう〜やだ。

 少しずつ改善していくしかないんですね。

 まずは、できない自分や相手のことを思う前に、自分の、相手のいい所を見るようにしてみるか。自分にとっては都合がいいし、相手も悪い気はしないだろう。プラス思考でいくしかない。