laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

ドッグポール。

 自宅近くにあるコンビニの入り口付近に、子どもの背丈ほどのステンレス棒が1本立てられているのに最近気付いた。

 コンクリートで固定された直径5センチほどのポールは、ペットを連れて来店したお客さんのためなのだという。ペットの首につないだリードをポールのフックに引っ掛けておき、安心して買い物をしてもらおうという狙い。昨夏にオープンしたこの店では、開店当時にポールを設置し、特に朝晩散歩ついでに店に寄っていくペット連れの近隣住民たちから好評だという。



 そういえば、こういうポールの存在は知っていたけど、コンビニで見たのは初めてだった。気になったので、近くのコンビニで確認したところ、この店以外でこうした「ドッグポール」を設置している店はなかった。コンビニの東北支社に問い合わせたところ、「この1年ぐらいの傾向で、住宅街に近い新規のお店には設置するよう薦めております」とのこと。全国的な対応なのだという。

 コンパニオンアニマルとも呼ばれるほどに、人にとって動物が身近で大切な存在になってきた昨今。特にペットの犬を散歩させている人たちの姿はあちこちで見かける。自分のペットと一緒では落ち着いて物が買えないという思いを抱いていた飼い主たちにとっては歓迎される傾向なのだろう。

 1本のドッグポールに、飼い主の違う犬たちがつながれ、喧嘩でも起きれば大変だけど、それを機に仲良くなったりすれば、新たなつながりが生まれる。ただこのポール、蹴りたくなるような形状をしているので破損されないかと心配。くだんの東北支社の担当者は「そのような報告はいまのところありません」