laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

隣人。

 1週間ほど前だろうか。

 気付けば、ずっと空き家だった近所の家に、誰かが住み始めた。思えば、その前日、赤ちゃんを抱えた若い主婦とその夫と見られる男性が、その家に出入りする場面に出くわし、軽く会釈をしたが、目をそらされ、無視されていた。

 当然なのだろう。引越しの挨拶さえない。唯一、こちらに愛想を振りまいてくれたのは、その家の庭で飼われているビーグル犬。生垣からちょこんと顔を出し、小さなしっぽをフリフリしている姿がとても愛らしい。娘は勝手に「スヌーピー」と名付け、可愛がっていた。

 今朝、その生垣に、ダンボールが置かれ、スヌーピーが顔を出せないようになっていた。

 何なんでしょうね。

 まぁ、人様の飼っている犬なので、文句は言えない立場にあるんですが..............。

 秋田で住んでいたマンションでも、隣人へのあまりよくない思い出がある。こちらもペットの犬がいたが、とにかくやたら吠えまくり、子どもたちから怖がられていた。同じように、気付けば引っ越してきていた状態で、50代と思われる家の主は、すれ違うと挨拶こそすれ、連れの女性は近所の人たちとは誰とも話さず、犬と散歩しながら1人高笑いしていたり、マンションの階段でしてしまった犬のフンをそのままにしていたり、虚空を見つめながら階段に座り込んでいたりするなど、とても不可思議な行動を繰り返していた。

 どうも近年、隣人には恵まれていないようだ。

 「隣人を愛せよ」(マルコの福音書12章28〜31節)と、キリストさんは言いましたが、クリスチャンでもない無宗教の自分にはとうていできません。

 「そりゃ、ケースバイケースだよ」と思っている。