laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

「それで......、アナタはお元気なのでしょうか?」

 年賀状には、個性が出る。

 メールの一般化で、送ることすら少なくなったけど、どんな手紙や葉書よりも、年の初めに出す年賀状には自分なりのこだわりを持ってきた。下手な字は今さらどうしようもないので、大部分を絵柄に凝り、極力、自分(結婚後は家族を含め)の今が見えるように工夫している。(とはいえ、あんまりたいしたモノでもないんですが(^_^;)。

 なので、仲間から届く年賀状は毎年の楽しみだ。

 ここ15年ぐらいだろうか、“異変”に気付き始めたのは。今では、「ふ〜ん」という感想を持ちながらそうした年賀状をながめている。でも、どうしても慣れない。っというか、疑問なんです。

 自分の子どもの写真だけをプリントした年賀状が。

 直接会ったことのある子どももいるけど、全く会ったこともない子もいる。いやいや、知っているか否かという問題ではなく、どうして、俺の知り合いではなく、その子どもの写真なのか?

 「生まれたばかりの子を見せたい」とか、「大きく育った子どもを見せたい」とか、「自分は写真が嫌いだ」...........とか、いろいろ理由はあるのだろうが、それにしても.........。

 これも個性と言えば、個性に違いない。

 それでも自分は、印刷文字以外、直筆のメッセージが何も書いていない年賀状に対してと同じくらいの違和感を抱く。