laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

何だかなぁ............。

 ガソリンスタンドの待合室で雑誌を読んでいた。近くに座った中年男性が、何やらひそひそと話している。ちらっと目を向けたら、この男性、お連れの犬をテーブルの上に座らせ、赤ちゃんにでも話し掛けるような声色で、おしゃべりしている。「〜なんでちゅよぉ......」ってな具合に。

 別に、いいんですけど。

 しばらく後、静かになったと思ったら、目の端に映る光景がどうもおかしい。またも目を向けると、この小さな犬がオジサンの頭の上に器用にもちょこんと乗っていて、オジサンは何事もないように本を読んでいる。

 誰かに迷惑を掛けているわけではない。でも、何なんだ、この空気感は。

 ずっと前の話。海辺のキャンプ場で毎年夏にやっているサーフキャンプに、知り合い家族が初めてやって来た。子どもであれば3歳児ぐらいの大きさの犬を、終始抱っこしている飼い主の知り合い。重かったのだろう。しばらくすると、下に置く素振りを見せた。でも、その犬が置かれた場所はキャンプ用の椅子の上。土の上に置かれることはなく、椅子の数が足りなかったので、飼い主は立ちっぱなし。

 自分が立って椅子をすすめたが、「いいから、気にしないで」と言われた。“お犬様”が椅子に座っているのは当たり前のようだった。

 ペットを飼っている何人かの知り合いは、愛犬や愛猫をちゃん付けで呼ぶ。まるで自分の子どもを呼ぶように、「あの子」とか「この子」と表現することも多い。こちらが「その犬さぁ」と言うと、「犬じゃなくて○○ちゃん」と訂正を入れられることもあった。

 ペットがとても身近な現代。それに伴う不可解な事が多くなっている気がする。

 別に、いいんですが。

 どうも、苦手です。