laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

“周回遅れ”。

 陸上のトラック競技に例えれば、間違いなく10周ぐらいは遅れを取っていると思う。

 楽器演奏における娘と自分の立ち位置のことなんですが(^_^;)。

 キャリアは同じ3年目。フルートを巧みに操る小学6年の娘に対し、ウクレレの弦をいちいち1本1本確認しながらはじいている心もとない自分。実力差は開きっぱなしで、縮む気配を全く感じない。

 最近では、“危機感”すらなくなっている。「もう、相手じゃないわよ」と思っているのか(たぶん、最初から眼中になかったと思うが......)、日に日に上達する娘のフルートの音色を楽しんでいる自分がいる。

 ヤバイ、ではないか。

 そうは思うんですけど、何となく、モチベーションが上がらない。何なんでしょうかね〜、これって。

 単なる怠慢であることは自覚しているんですけど、身が入らない。例えば、「素敵な女性に贈る1曲を仕上げる」(もちろん、妻以外にですよ(^O^))とか「演奏会に大事なパートを任された」とか、「ウクレレを上手に弾けるようになると、身も心も爽快になる」とか、そんなニンジンがぶら下がっているともっと真剣になりそうな気がする。

 そういえば、娘は最近、「卒業式に披露するんだ」とか言って、友だちと一緒に曲と歌を創作している。「フルートとは別に、ギターもやってみたいんだよねぇ〜」とも話していた。

 フルートが上達してきて自信がついてきたんだろう。娘の成長を喜びながらも、「いいな〜、ああいうの」と羨んでいる父。

 こんなふうに“ウジウジ”していると、きっと娘にどやされる。

 「さっさと練習しなさい!練習しないから上達しないんじゃない!」

 その通り! 全くもっておっしゃる通りです。

 さっ、ちょっとは気合を入れようかな。