laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

文字に“吐き出してしまう”功罪。

 3.11大震災以降、ここ「ふらっと」に訪れてくれる方々が確実に増えている。新たな書き手も続々現れている。

 新しい出会いに感謝。つながりの輪が広がっているという実感は、素直に嬉しい。

 震災以降、関連ブログがどっとあふれ、以前とはかなり様変わりしてしまい、どうもしっくり感じていない方々がいるのは知っている。無責任に聞こえるかもしれないが(^_^;)、それも仕方がないのだと思う。

 いろんな人がいて、いろんな人が書き込むブログの世界なのだから.....。

 とはいえ、「それでも...」と感じずにいられないブログもちらほら目に付く。編集室のスタッフを気取って物言いしおうというわけではない。ただ、そんなブログを読むと、「どこかの掲示板と勘違いしたような感覚だなぁ」と、首をひねりたくなる時がある、ということをちょっと言ってみたかった。

 まっ、いいんだけど...。(いいんなら言うな!とは突っ込まないで)

 ブログのいいところは、文字に書くことで自分の気持ちを落ち着かすことが出来るという点がひとつあると思う。コメントが付けば、そこから出会いができたりし、自分の心のわだかまりが小さくなる「治癒効果」がある。この震災で、そうした場面が数多くあった。心情を文字でさらけ出してすっきりするのは、大いにありだと思う。

 問題は、感情や心情、さらには怒りばかりをさらけ出し過ぎ、吐き出し過ぎて少なからずの人々を不快な思いにさせる場合。

 疲れるよな、本当に。

 正直、そう思うことがある。これも、まぁ、仕方がないことなんですが.....。

 言葉は癒しにもなるし、暴力にもなる。

 「もっと大人になろうよ」と、思うんです。

 【編注】今回の内容、ふらっと編集室の統一見解では全くありません。たまたま編集室スタッフである1ブロガー・アイハラの単なる独り言です。「大人」になりきれない証の一文であるということは承知のうえで......。この文自体が「罪」なのかもしれないけど。