laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

大丈夫?なんだろうか。

 久々の更新は、只今半ば職務、半ばボランティアで取り組んでいる「情報ボランティア」に関する話。あっちのサイトでは個人的な主義主張を極力控えているので、この手の話題はこちらで取り上げることにした。

 仙台市若林区伊在字前通20−1の荒井土地区画整理地内にある同市南部津波災害ボランティアセンターが今月いっぱいで閉所し、6月1日から、宮城野区新田東4-1-1の元気フィールド仙台・宮城野体育館内にある同市北部津波災害ボランティアセンターに機能移転し、一体化する。

 これに伴う不安、心配の声が現場で少なからず聞こえてくる。実は、自分もかなり憂慮している。

 一番の心配は、若林区津波被災地をカバーしていた南部ボラセンが、宮城野区に移ることによって、被災現場から少なくとも15分〜20分遠くなり、作業に支障をきたす。南部ボラセンに通っていたボランティアさんたちの多くが、北部ボラセンまで行くことの時間的金銭的ロスが無視できないほど大きくなってしまう。「ボランティアは5月いっぱいでやめにするかもしれない」と話している常連さんたちもいる。

 南部ボラセンの敷地賃貸契約期間が終了を迎えることが、機能移転の理由だという。その他もろもろの理由も付随するのだろうが、?というのが現場の空気感を少しでも知っている身としての実感。

 ボランティアさんがいて成り立つボラセンなのに、ボランティアさんに不便をかけてしまう事態を招く決定って一体何?

 南部ボラセンでは先日、センター長から移転に関する説明がボランティアさんたちになされたが、管理・運営する仙台市社会福祉協議会HP(仙台市災害ボランティアセンター )では、関連する情報が、今現在一言も記載されていない(※どこかにあったらゴメンナサイ。でも、目立つ場所にないのは確か。いくら探しても見当たらない)。これって、どうよ?

 ボラセンは、被災現場の近くにあるべきだ。作業の効率化のみならず、被災者を含めた地域住民にその存在を知ってもらい、協力、理解の輪を広げることが重要だから。困っている人たちが、すぐ、気軽に訪れる場所になくては意味がない。今回の決定は、その視点が大きく欠けている。

 スタートする前から“ケチを付ける”のはルール違反だという意見もあるだろうが、問題が表面化する前に、あえてケチを付けておく。

 6月からは、これまでとは違う視点で情報発信していく必要性がでてくるかもしれない。詳しくは、こちらをご覧ください。