laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

モチベーション。

 って、結構、保つの難しいですよね、どんな分野でも。

 仕事だろうと好きな事だろうと、一定の“熱”を持ち続けるには、それなりの動機が必要だ。

 基本、「これからもやり続けたい!」という思いが。

 人って、熱しやすく冷めやすいから。

 4月末以来、断続的に続けている「情報ボランティア」の活動。大学生たちとの協業も早いもので2カ月余りが過ぎた。さまざまなボランティアさんたちと接して常に感心しているのは、彼ら彼女らの善意の持続性。毎日のようにボラセンに通い続け、被災者宅に赴いては泥出しやがれき撤去、荷物の移動などの労働に汗している。誰から頼まれたわけでもないのに.......。凄いなぁ、と思うわけ。

 自分と一緒に活動している東北学院大の学生さんたちも、実は凄いんです。彼女たち(実働中の学生はみな女子学生!)、大半の方々が4年生で就職活動真っ只中。学業もあるし、もちろん、アルバイトもある。遊ぶ時間だって必要なわけで。自分自身の今後をとても気にしながらも、他人のために何かしようという思いで(おそらくそれが活動の大きな理由だと思うのだが)、貴重な時間を割いてはボランティア活動を続けている。

 そんな彼女たちの姿を見ていると、25年近く前の自分の学生時代の頃をどうしても思い出してしまう。その頃、ボランティアという選択は、自分の行動規範の中には一切なかった。考えも及ばなかった。違う世界だと思っていた。変わった人がやることだと思っていた。

 なので、今現在、各地で大活躍しているボランティアさんたちの存在は、実は自分とは無縁と思っていた。それが、今、まぁ、片足ぐらいは浸かっているほどに活動している。たとえ、仕事の一部とはいえ。

 いやいや、不思議なもんですね、まったく。

 聞けば、関西とか九州とか東北から遠い地域はもちろん、関東地方でさえ、大震災への人々の関心の具合は急激に落ち込んでいるという。

 まっ、これも仕方がないのだと思う。人それぞれ、各々の立場が違うのだから。

 「情報ボランティア」の活動は、これまでのボラセンからの情報発信がある程度の役割を果たし、仮設住宅や他の被災地支援活動などをフォローすべく別のフェーズに入ってきた。やるべき事はたくさんある。だけど、長期間続けていくには、何か“仕掛け”が必要だと思っている。

 「モチベーション」という名の仕掛けが。

 それをどう形づくっていくのか?

 う〜ん。

 結構、やり甲斐あり過ぎかも(笑)