laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

お下がりな俺。

 後退する景気動向などに関係なく、中古品を手にすることが多い。

 18歳の時から4半世紀以上も続けている波乗りのグッズに関しても例外ではない。

 一番熱心に入れ込んでいる趣味なのに、ほかのサーファーのようにお金を掛けることが少ない。特に最近はその傾向が激しく、4年ほど前、5年ぶりぐらいに購入したボードはかなり傷が目立っていたが格安の2万円。一昨年前の冬には、わざわざ足を運んだカリフォルニアで約3万円の中古ボードを仕入れ(結局、欠陥商品のため修理に2万5000円掛ってしまったが(^_^;)、昨年夏は出入りしているサーフショップのオーナーが使い込んだショートボードを5万円で手に入れ、そして今回、冬用のウエットスーツの中古を3万5000円で買おうとしている。ちなみに、新品オーダーでボードは15万円、ウエットスーツは10万円程度。

 どれもこれも、誰かが既に使った「お下がり品」

 特段の抵抗はなく、何より新品で買うよりずっと安い。

 「まだまだ使えるんだったら、多少の傷には目をつぶろう。安いほうがいいじゃん!」。そんな感覚なんです、ハイ。

 くだんのショップオーナーがこんなことを話していた。

 「最近、不景気なこともあるんだけど、若い子たちの多くが、ボードとかウエットとか、昔に比べて長く使っているんだよね。壊れたら新しい物をすぐ買うんじゃなくて、直しながら使っているのよ。店のオーナーとしては困ったことなんだけど、感心することでもあるんだよねぇ」

 「お下がり」という言葉に抵抗がある向きにも、リサイクルとか再利用、エコな使い方なんて言い方だったらすんなり受け入れられるのかも。結局同じなんですが.....。

 なにはともあれ、使えるものは使い切ったほうがいい、と思うだけのこと。

 そういえば、昨日、既に7年ぐらい使用しているフルスーツのウエットスーツ(長くても4年ほどで買い替えるのが普通)に穴が空いてきたんで、それをカバーするパッチのような物を700円で買ったばかり。

 しめしめ、あと1年、“寿命”が伸びた(^O^)。

 まるで、貧乏学生のようなことを延々と続けていきそうなオジサンサーファーなんですね。