laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

愛を求められても...。

 たまたまその学校に通っただけだったからなのか、在学中深く学校生活にコミットしたわけじゃなかったからなのか、俗にいう「愛校精神」というものが、在学中も卒業後もほとんどない。

 別に母校が嫌いなわけでもなく、楽しい思い出がたくさんある懐かしい青春時代の場所だったなぁ、なんて思うぐらいで、特別の思い入れはない。

 ほかの地域事情は知らないが、仙台では、出身高校を気にする人たちが結構多い。偏見かもしれないけど、特に「ナンバースクール」と呼ばれる高校の卒業生、中でも男性にその傾向が強い気がする。

 いずれの学校も伝統があるからなのか、「難関高」と呼ばれる場所に通ったという自負からなのか、単なる自慢なのかは知らないが、聞いちゃいないのに、「私は○○高出身で...」と自己紹介するケースに接したことは数限りない。確か、いつだったかの市長さんも明らかに自慢口調でそんなことを常々話していたと記憶している。

 他県出身者からもよく指摘されるので、あながち外れていない事なんだと思う。

 何でかなぁ?

 別にいいんですが。そういう好みがあっても。別に...。

 それで迷惑を被ったこともないし...。頻繁だと、耳障りではあるけど...。

 「愛校精神」のある方々は、「愛社精神」も旺盛のようだ。これも、自分の狭い範囲での見解。

 愛は嫌いじゃないけど、人以外をあまり愛さないタイプなので、どちらの精神も欠けている自分にとっては、ちょっと理解しにくい。

 別に、嫌いじゃないんですよ、母校も勤務先の会社も。

 どちらかというと、好きだと思う。

 ただ、そういう傾向の人たちといると、何となく、そうした愛を当たり前のように求められているような気になってしまい、ちょっとばかしひるむ(^_^;)。

 帰属意識が低いんだな、俺って。

 あなたは、いかがですか?