“人が変わる”タイプの人たち。

　酔っ払ってそうなる人は分かりやすいんだけど、ハンドルを握ってそうなる人はかなり要注意！！

　でも、このタイプ、結構いると思う。

　普段はおとなしそうな人なのに、ハンドルを握った途端.....。

　やたらとスピードを出したり、急発進したり、しょっちゅうブレーキングしたり、絶対に前を譲らなかったり、前の車を煽ったり、大音響で音楽を流したり、意味もなくブツブツ言いながら運転したり.....。

　たまりません。こういうタイプの人の車に乗ってしまうと。

　こちらが運転している場合でも、シャコタン（死語？）だとかくもりガラスだとかピカピカの高級車など明らかに特殊な車なら、こちらもそれなりの心づもりができるんだけど、一目で見分けがつかない“普通の”車だと対処に困る。

　その“普通の”車を、“普通の”人が、“普通でない”マナーで運転している場合が多々ある。

　「えっ、この人が...」という印象を抱いてしまう。

　知り合いの女性がこんなことを話していた。

　「私、男の人を選ぶ時、車の運転の仕方を見るんです。その人の性格がよく分かるから」

　ハンドルを握ると「人が変わる」と言われる人は、実は、元々そういう性格なんだけど、普段の生活では、それを見抜かれないようにしているだけなのかもしれない。

　彼女が言うように、その人のことが知りたければ、まずはハンドルを握ってもらうのがいいのかもしれない...。

　試してみたことないけど...。