そう簡単に、人は変わらない。

「ハンドルを握ると人が変わる」なんて言っておきながら、その舌の根の乾かぬうちに、こんなタイトルで恐縮です。

　まっ、よくあることです。あんまり気にしないでください(^_^;)。

「他人は他人。自分は自分」と頭で分かっていても、「こうなってほしい」などと強く望んでしまうあまり、他人に変化を求めることがある。

　あるいは、「こうなるべきだ」と、お節介承知で、相手にいろいろと注文を付けてしまう。

　“悪い癖”だと自覚しながら...。

　当然、思惑通りに事は進まない。

　そうなると、その相手に腹を立ててしまう。

　冷静になり、我に帰った時、今度は、幼い自分に腹が立ってくる。

　堂々巡り...。

　「ちぇっ。またやってしまった...」

　こんなことを何度も繰り返しながら年を重ねてきた。

　気付けば、４６歳。

　「さすがにいい加減、どうにかしないといけないなぁ...」

　他人に対して、あまり多くを求めないほうがいいんですよね。

　結局、その結論に立ち戻る。

　「人の性格はそれほど簡単に変わらない」→「ならば、あんまりしつこく言ってもしょうがない」→所詮、他人は他人。自分は自分。なのだから...。

　他人が自分をコントロールできないように、自分も他人をコントロールできない...。

　そんな当たり前のことを、なんだか最近、やたらと思っている。

　本日、立秋。

　ちょっぴり、感傷的になってきたか...。