女を泣かせる男。

　そういう男って、たいてい、ろくな男じゃない。

　そう思っていた。

　「あんたも本当、よく泣かせるねぇ〜」

　冗談半分で先輩に言われた一言で、ハッと気付いてしまった。

　っていうか、知ってて知らないふりをしていたのだろうと思う。







　俺、結構、泣かせてしまうんです。女の子を...、実は(^_^;)。

　仕事で関わっているインターンシッププログラムでは、第１弾の先月、２人の女の子を泣かせた。１週間前には、娘を泣かせ、昨日、インターンシップ第２弾の女の子が、目の前でポロポロ涙をこぼした...。

　最近の事例だけでもこんだけある。

　言い訳はしません。

　泣かせた責任はすべてこちらにあります。

　ほんと、ろくな男じゃないな、俺って。全く...。

　たいていの場合、言葉で泣かせてしまう。

　相手は相当傷ついているのだと思う。

　ごめんね、本当。

　あいまいな事が嫌いなので、思ったことをズバズバ言ってしまうのがよくないらしい。

　後先を考えずに口走ってしまうことが多く、「口は禍（わざわい）の元」を、言ってしまった後に痛感することがしばしば。気付いた時には、相手が目の前で泣いていることが多い...。

　ふぅ...。

　今後、気を付けたいと思います。

　思い当たる節がある関係者の女性のみなさん、ごめんなさ〜い。

　でも、今後ともよろしくお願いします。決して、悪気はないんです(^_^;)。


　ただ、ホントに泣かせてやりたい人たちもいるので、それが厄介だ。


　まぁ、そういう場合は、頑張って貝になろうかと思っている。