laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

この人たちが、いわゆる...(^_^;)。

 「うちの子がこの前、学校に持っていった携帯を先生に取り上げられたけど、持っていた子はほかにもいた。なのに、どうしてうちの子だけなんですか!」

 「うちの子だけが(先生に)注意された。同じことをやった子はほかにもいたのに。うちの子だけが。これって、差別でしょ!」

 「教室を出ていった子どもたちを、先生たちは、何人でどのくらいの頻度で探しまわっているのですか?ちゃんと探して、教室に連れ戻しているのですか!」


 ・・・・・。教師に対する保護者からの批判の声が、しばし続いた。

 中学校の体育館に用意された保護者用のパイプいすの前列に陣取った、互いに顔見知りの様子の父母たちが、しばしの間、マイクを握りしめながら、怒りの声を居並ぶ学校関係者たちにぶつけている。

 先日開かれた中学校での緊急保護者会。

 担当の教師が、〝素行が荒れている生徒たち〟による学校現場の現状を説明した直後の出来事。くだんの親たちは、半ば恫喝(どうかつ)気味に〝教師たちに食ってかかった〟。

 「開いた口がふさがらない」とは、まさにこのことなんですね。

 学校のルールを無視した自分たちの子どもの素行の悪さを棚に上げ、まるで被害者のようなふりをして、平気で自分の勝手な思いをぶちまける。

 我がままもここまできてしまうと、見ているこちらが赤面してしまう。

 一体全体、どうなっているんだろう?

 話には聞いていたが、実際に見たのはこの日が初めて。

 モンスターペアレンツ


 恐ろしいとかいうよりも、あまりにも哀れな大人たちに対し、怒りを通り越して気が抜けてしまった。