laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

「お〜い、お茶!」。

 ちょっとした表情や言葉遣いが、普段隠された本性や心根を明らかにしてしまうことがある。

 飲料水の商品名にもなっている、あまりに有名な表題のフレーズを聞いた時、どんな場面を思い浮かべますか? あなたなら。。。





 飲食店など接客するお店の人たちへの言葉の掛け方や態度って、人の素顔を晒し出すと思うんですよ。

 さすがに、「お〜い、お茶!」はないけど、例えば何かを注文する時、「ビール!」とか「枝豆!」とか、「お願いしま〜す」を省略して頼む声をよく耳にする。ちょっと命令口調で。

 「おいおい、何であんたはこんな場所で威張っているのよ。しかもビールごときで」と突っ込みのひとつも入れたくなるような場面だ。もちろん黙って見過ごしますけど...。

 たいていの場合、明るい口調じゃないんだよね。なんだか接客する人を見下したようなトーンなんだね、これが。

 いません?周りにこんな人。

 学生のころ、夜の接客業でアルバイトしてたけど、その経験から言うと、こういうお客はろくでもない人が多い。ほぼ、間違いなく。「お客様は神さま」なんてフレーズがあるけど、そういう言葉を都合のいいように解釈して、でかい態度をとるんですね。困った人たちだ。

 ちょっとした人物観察。

 あまり知らない人とか、これから知り合いになる人とか、やむを得ず付き合いを始めなければいけない人とかを知るヒントにはなるんじゃないでしょうか。

 それまで自分にとってどんなに“偉い人”だろうが、こういう場面に出くわし、“偉そうな奴”に格下げした人々は少なくない。

 こういう人たちって、案外、職場や家庭、プライベートでは「お〜い、お茶!」とか言えないタイプなのかもしれない。

 だって、自分にとっての“格下な人たち”に向かって横柄な態度を取る“小さい”人たちだからねぇ〜。