laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

たかがラーメン、されどラーメン。でもなぁ...。

 新装開店のご案内はパチンコ店の専売特許だと思っていたのに、昨今、どうもラーメン店に勢いがあるように思う。

 かつて杜の都・仙台は、全国有数の古着屋の街として知られたこともあったが、今、周辺地域を含めてラーメンの街として台頭してきているんじゃないだろうか、なんてことを思っている。

 それほどに、多い。多いよ、ラーメン店!

 嫌いじゃないので、いろんな味のラーメン店ができるのは大歓迎なんですが、ちょっと不満もある。


 高い! 高すぎる! っと感じる店が少なくない。

 なんで1杯のラーメンが800円とか、時に1000円前後の値段になるわけ? 

 特に、若いオーナーの店にこの傾向があると感じている。「中華そば」がウリの、おじちゃん、おばちゃんが営むお店は、あまりそういう〝はしたない〟〝みっともない〟ことはしない。「さぁ、儲けましょう!」ということをしないもんです、〝まともな店〟であればあるほど。

 はっきり言いましょう。

 ラーメンって、そもそも原価が高くない。

 「こだわりの肉」だとか、「こだわりのスープ」だとか、「こだわりの麺」.....など、食材にこだわった結果、値段が高くなったと反論されそうだが、その「こだわり」にも...。

 違和感を感じる店ほど、やたら〝自己PR〟が激しい。店内の壁とかメニューに、これでもかってほどに「こだわり」が箇条書きされている。分かり易くていい、というご意見もありましょうが、そんなこと、聞かれたら口で答えればいいじゃないのよ。気になれば、直接聞きますから。

 大学生のころ以来、カロリーが高いラーメンはほどほどにしていたんだけど、このところ、なぜか急に熱にかかったように食べ歩いている。そんな折、以上のようなことを感じた次第。

 加えて、今日の昼間、美味しくて格安な個人経営のラーメン店を見つけたので、前々から思っていたことを書きたい衝動に駆られてしまった。

 とはいえ、値段が高くとも「おいしい、おいしい」と言って、そうしたお店に通い続けているお客さんたちもいるわけなので、それはそれで需要と供給のバランスが保たれている、ということなのでしょう。

 余計な口をはさむ立場にないわけですが...。


 でもなぁ...。