laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

「うちの愚妻が.....」 と表現する人たち。

 いますよね。

 特に、中年以上の男性諸君の皆さん、身に覚えありませんか? 当たり前に口に出していませんか?

 口癖のように愚妻という言葉を使っている方々に質問です。

 その愚妻さんが、アナタのことを愚夫とでも外で言いふらしているとしたら、気分いいですか?

 良妻の対になる愚妻は、広辞苑にも記されている謙遜した表現だというが、そろそろ、こんな〝品のない〟言葉を使うのはやめにしたらいんじゃないかと思います。よく、得意げに「うちの愚妻がねぇ.......」などと話しているオジサンを見かけますが、はっきり言って気持ちが悪い。謙遜にしてははなはだ一方的。自分の妻の人格を否定しているようなもので、その表現を聞くたびに思う。

 「言ってるあんたは何様なんだ」っと。

 愚かという表現は、明らかに上から目線。愚妻と言った時点で、夫は明らかに自分が妻より上である意識がある。でもね、実際、家に帰ったら妻に主導権を握られている場合が多いんじゃないですか、あなたがた?っと、別次元からも突っ込みたくなるんです。

 世間一般的な表現らしく、よくよく意味を知ってか知らずか使っている人もいるのでしょうが、自分を辱めているという自覚がないのだろうか。

 つまり、愚妻と表現した自分の妻は、今満足しているか不満かは別にして、そもそも自分が選んだパートナーである。その相手が愚かなら、そういう人を選んだ、一緒になったあなたこそ愚かではないか。そう考えるわけです。

 これは日本の文化だ。控えめな日本人の良識だ。などと反発する方々、必ずいらっしゃるでしょう。それを強く意識して書いています。

 なので、反論をとても期待しております。特に、意識的にこの表現を使っている男性の方々からのコメントお待ちしております。〝愚かな男たちよ。〟