laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

サンタさん。

 12歳になる娘は、数年ほど前からサンタクロースの存在を疑い始めた。

 クリスマスプレゼントの贈り主が誰であるかを今ではちゃんと知っている。

 これまでも何度か、「サンタさんって、本当はいないんだよね?」と聞かれたことがある。その都度、「いるよ」と答えてきた。

 真実を知った今、娘にはこう話している。

 「実際のサンタはいないのかもしれない。だけど、プレゼントを贈ることだけがサンタの役割でもないんじゃない?サンタはいつもどこからか見ているんだよ。その褒美としてのプレゼントなんじゃないかな?」

 言っている自分が少々苦しくなってくるので、長々とは話さない。きっと、気持ちは通じているはずだと信じている。

 今年も、クリスマスがやってくる。

 成長した娘に、サンタからの贈り物はどんな形で届くのだろうか。

 ほのぼのとしたロマンはいつまでも大切にしておきたいな。そう、父は思っているのだが...........。