laid back

ほかから移ってきました。日々、思うところ感じるところを気ままにつらつらと。

独り言

「う〜ん、いいね!」。

新聞社としての立場や意見を表明するのが社説。毎日、掲載されている。 執筆は論説委員や編集委員の個人が担当するが、一般的には社を代表する主張や考えとされている。 その〝社の意見〟に対し、読者をはじめとする社外の人々が反論や批判を浴びせるのは珍…

なんだい、そりゃ?

「夫源病」という病気があるそうです。 文字通り、夫が原因で妻が体に不調をきたす病なのだという。 先日、ラーメン屋で麺をすすっていたら、テレビのバラエティー番組で取り上げていた。 『妻の病気の9割は夫がつくる』(マキノ出版)の著者で、大阪大...

それぞれの道...。

年度替りの春。出会いと別れが交錯する季節ですね。 なんだか今年は特に、別れが多かった。 定年前に会社を去っていってしまった方々が多かった。 会えば言葉を交わすぐらいの間柄ではあったが...。 会社を辞める理由は人それぞれ。 終身雇用...

後ろめたさ...。

「みなさん、いろいろ悩まれているようなんです。『こういう時期に、自分だけ海外に行っていいのだろうか?』とか『海外での支援よりこっちの支援のほうが先なんじゃないのか?』と思い悩むようです」 世界各地に支援員らを派遣している独立行政法人のスタッ…

他人事...そんなんでいいの?

町内会とかPTAとか長らく続いているような組織に、基本的にはあまり興味がない。 関わる人々に興味がないのではなく、ざっくり言ってしまえば、〝恒常的に〟続いているようなシステムに、何かと問題があるのではないか?と、必要以上に疑念の目で見ている…

割り込み。

何でこの人たちはいつもこうなんだろう? 1人や2人ではないから、困る。と言うより、とても厄介。 どこからともなく現れ、勝手に話に割りこんでくる。横槍なのではなく、こちらが相手と話しているのを分かっていながら、自分の用件を話すためだけに割り込…

縁故採用。

何やら怪しげな響きで、とかく批判的に使われる言葉だけど、そもそも、そんなに悪いことなんだろうか? 職権乱用など常識的にあり得ないルール違反はもちろん論外だが、本来とてもヒューマニックで温情のあるシステムだと思うんだよね。 人が人を紹介すると…

自己責任。

かつてこの言葉を、この国で、流行り言葉のようにしばしば耳にすることがあった。 対象となった人への非難の言葉の意味に転嫁された結果、何だかもやもやのまま人々の関心が急激に下がった、ように記憶している。 その後、なにもかもなかったかのように戻っ…

この目で、確かめたい。

旅に出ます。 サーフボードを携え、バックパックを背負って、 震災から2年。 やっと、そんな心境になった。 向かう先は、インドネシア・スマトラ島北端に位置するバンダ・アチェ。 東日本大震災より6年ほど前の2004年12月26日に...

風の通り道。

「間近で見ていて、なんだかいいなぁって思いました。風通しがいい職場なんだろうなぁって...」 ほろ酔いの20代の若者が、そう話していた。 その数時間前、一緒にいた酒の席での一場面を振り返って。 知人2人が、とある1件で、言い争っていた。互い...

言葉を紡ぐ...。

「被災地に来てなにを学んで欲しいか、なにを感じて欲しいか問われたとき、『被災地に来て現状を見て、持ち帰って皆さんに発信して下さい』と答える人が多いと思うんですけれど、私は、そんなのは二の次、三の次だと思います。 私が言いたいのは、ただひとつ…

「贈る」気持ち。

「20歳で旅に出てから、いろんな場所でたくさんの人たちにお世話になった。今があるのもそんな人たちのおかげ。俺が今こうして仙台にいて、人の手伝いをしているのは、お世話されたという思いがあるから。直接感謝を返す相手は違うんですけど、身の回りの…

No.460 学生生活って何だろう?

って、ほぼ四半世紀前に卒業した身には遠いむかしの良き思い出の類なんだが、震災以降継続的にさまざまな学生さんたちと付き合ってきて、いろいろと感じることが多い。 つまるところ、タイトルの疑問に行きつく。 「氷河期」などと呼ばれる時代だから仕...

「まったく...。」

ある程度は予想してたけど、あらためて聞いてみて、ちょっとがっかりしてしまった。 成人式を済ませた知り合いの男子学生2人の話。名実ともに〝大人〟となった彼らが、いまだに親から小遣いをもらっているという。 これって、〝今どきのワカモノ〟感覚なん…

ちょっとヤバいかも...。

故障でもしない限り絶えず情報が流れ続け、技術革新が続いているデジタルという世界の中の末席で仕事をしていると、時に〝流されている〟という感覚に近い錯覚を覚えることがある。 以下のような行動を、客観的に認識した時、そう感じる。 ・必要以上にフ...

ボロが出る...。

ティーンエージャーの子が初めてのデートの時、アメリカでは両親がこう言って注意するんだそうです。 「レストランに行ったら、ウェイター、ウェイトレスに温かく接しなさい」 英語教材に書いてあった、初めてのデートでの心得のひとつ。(『実践ビジネス英…

ピースフルな人々。

いつのころから、カメラに向かってピースサインをするようになったんだろう? 真意のほどは定かじゃないけど、ウィキペディアにいろいろ書いているので、興味のある方々はこちらにどうぞ。 そこに、こんなふうに書かれている。 「1980年代頃までは、子供...

「男のくせに...」。

自分の周りの民家では、ほぼ八割方、雪かきをしているのは女性。男性の姿を見かけることが少ない。 今住んでいる地域でも、かつて住んでいた豪雪地帯の新庄市や秋田市などでも。 これってどうなんだろう?と、ずっと思ってきた。 家族持ちの多くのお宅で...

それでも、海が好きだ...。

今、こうして不自由なく暮らしている生活を、不思議に思う時がある。 自分だって全てを失っていたかもしれない。命すら。 そうならなかったのは、必然ではなく全くの偶然でしかなかった、と思い返す。 海が見える土地を探し求めていた時期があった。 ...

上りかけの〝階段〟。

報われない努力というものがある。 今年のクリスマス・イブ。 街中にロマンチックな雰囲気が漂う中、中学2年生の娘がしばし号泣していた、と妻が 言っていた。 失恋とかそういう話ではなく...(親としてはそっち方面のほうが興味あるんですけど(^_^;...

距離感。

「寄り添う」。 震災以降、何度この言葉を聞いただろうか。 自分も一度のみならず何度かこの言葉を口にし、文字にした。 被災者の方々に対する思いとして。 しかし、心の隅でかなり引っかかっていた。いや、実は今でも引っかかっている...。 ...

ゴールデン・イヤーズ。

黄金の年月。 退職後の生活を、英語ではこう表現するそうです。 不況真っただ中の今、この表現が有効なのかどうかはかなり疑わしいが、何だかとっても希望に満ちた響きに聞こえる。 憧れます、黄金の年月。 世知辛い世の中。それほど知り合いはいな...

師走に、思う。

さまざまな雑事に追われながら日々を過ごし、季節がめぐり、はたと気付けば年の瀬。 毎年お決まりのセリフが口を突く。 「今年もあと1ヵ月をきった...」 残り少ない今年の時間であれこれやろうと今さら思い立ってもはじまらない。 ならば、これか...

正解のない世界。

デジタル部門の職場にいて、ソーシャルツールを操っていると、内から外からこういう事を聞かれたり、言われたりすることがたまにある。 「そういうことやっていると、どんな得な事があるの?」 「それ、どうお金に結びつくの?」 「時間ばかりくって、結...

妻、ただ今失業中。

もう1ヵ月ほど経つが、妻が仕事を辞めた。 やっとのことで、辞めてくれた、と書いたほうが正確だろう。 本人の希望でもあったが、こちらの希望も強かった。 社会的な活動をしているその組織は、日々膨大な仕事量を抱え、当時週数回勤務していた妻は、仕...

No.440 思い込み。

「ぶっ殺してやる!」 こんな物騒な言葉を、当時小学2年生の子どもAが、同級生Bに向かってぶつけたのだという。 その話を聞いたBのお母さんは怒り心頭でAのお母さんを呼び出し、謝罪を求めた。 全く身に覚えのないAは、Bの家の玄関先でBとそのお...

〝身軽な身〟。

結婚して18年目になるけど、結婚式当日以外、結婚指輪をしたことがない。 妻も同様。 「だって、家事とかするのに邪魔だから。面倒くさいし」と彼女。「確かに。それに、好きになれないデザインだからなぁ」と俺。 そういうことで、ウチら夫婦はともに...

「私の辞書に『すいません』はありません!」

こんなふうに、ズバッと言ってもらったほうがすごく分かりやすくていいんですがね...(^_^;) 誰がどう見たって(もちろん本人以外は)、ミスっているというのに、「すみません」のひと言が言えない輩がいる。 身近にいると、すごく困る。 だって、会話に...

居心地の良い〝空間〟。

「こんっちわ〜す。波、いいっすね!」 海でちょくちょく顔を合わせる彼は、たいていニコニコ顔でこちらにあいさつしてくれる。 金髪にモヒカンの若い彼。 震災後によく見掛けるようになり、お互い自然に言葉を交わすようになった。 とはいえ、名前...

「またですか、あなた...。今度は、そうきましたか...。」

こんな事まともに本人に言ったら、例のごとく、「あなたは一体、どんな根拠でそんなことを言っているんですか! それが、河北新報社としての考えなんですか! 全くいい加減だ! 今後一切、河北新報社の取材は受けない! 断固、拒否だ!」などと騒ぎまくるん…